口ぐせの断捨離で頭のなかをすっきり大掃除

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深く考えず、何となく口にしたひとことが良くも悪くもその場の空気を変えることがあります。そこで『「めんどくさい」をやめました。/さあ、言葉も片づけてみようか! 』(やました ひでこ著・祥伝社)を参考に、使うと運気を逃がしそうな口ぐせとお別れすることにしました。著者のやましたさんは、日常の片づけによって心を整える"断捨離"を提唱された方。ものを片づけるように、言葉も整理することをすすめていらっしゃいます。
自分で気分を下げてない? 口ぐせをチェック
まず自分の口ぐせを確かめてみました。私の場合、日常的に使っていたのはこんな言葉。

・「めんどくさい」
ときとして、わずらわしいことは起きるもの。しかし頻繁に人をめんどくさがったり、物事をめんどくさがったりしていては、心の幅がせまくなってしまいます。
・「つまらない」
いま身をおいている状況に停滞感がただよっていると、そう言いたくなってきます。でも、それなら自分で物事を詰めていけばいいのでは。
・「疲れた」
疲れた、疲れた......とくりかえしているだけでは、奇妙な自己アピールにすぎません。どんな助けを必要としているのかをはっきりさせることで、疲れの訴えかたも変わってきます。

言っても何の解決にも結びつかない言葉たち。しかも、こうしたネガティブワードには、人との関係を断ってしまう性質があります。本書でそれがわかったときから、私は使うことをひかえるようになりました。
言葉にはかたちがないので、ものの片づけのように「捨てる」ことはできません。でも、無意識・無自覚・不用意に言葉を発してしまうという、だらしない習慣の断捨離はできます。
自分からのサインは受け取ろう
言うべきではない言葉だとしても、感じてはいけないというわけではないのです。むしろ私の場合は、心のなかに自然に浮かんできた言葉を無視しないことが、口ぐせの断捨離につながっています。
「正直めんどくさい」と思ったなら、それはもっと手間のかからない方法を探してみようという、脳からの指令。「疲れたな」と思ったら、休んだほうがいいという、体からの大切なサイン。自分のなかでは結構役立つものだと認めてしまうことで、口にしなくても平気になります。浮かんできた言葉は否定せず、自分のなかで受け取る。ただし、発信するときは慎重に。
言葉の整理は、頭の大掃除
こうして、余計な口ぐせを片づけてみると、頭のなかがすっきり。言葉の断捨離というのは、頭のなかの大掃除なのかもしれません。
日ごろ、私たちは言葉を介してさまざまなことを理解しています。ひとりで過ごす時間でさえ、言葉を使って考えごとをしているほどです。使う言葉を選びぬくことで、思考や感覚は磨かれる。これからは、単なるくせでものを言うのはやめ、使う言葉を意識的に整えようと思っています。
[『「めんどくさい」をやめました。/さあ、言葉も片づけてみようか! 』]
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