10日、南海網によると、海南省海口市にある動物園がひどい管理状況となっている。

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2017年5月10日、南海網によると、海南省海口市にある動物園がひどい管理状況となっている。

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問題になっているのは、同市の金牛嶺公園にある動物園。あるネットユーザーが8日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に「非人道的」「爬虫(はちゅう)類館にいる蛇の半分がガラス箱の中で干物になっていた。ワニ池は水が浅く汚くて、ペットボトルが大量に浮いていた」などと感想を書き込んだ。

この書き込みを見た南海網の記者が動物園を訪問。チケット売り場の男性スタッフはトランプで遊んでいたという。そして30元(約500円)の入場料を払って中に入ると、園内にほとんど客が見当たらず、アトラクション設備は老朽化していた。暑さのせいもあるのか動物たちには覇気がなく、水生動物の水は深緑色で粘り気があり、ごみや小さな虫が数多く浮いていた。

そして、問題の爬虫類館を訪れてみると、微博の書き込みとほぼ同じような光景が繰り広げられていた。結局約1時間の訪問で見かけた客はわずか3人。いずれも首を振りながら園を後にしたとのことである。

同動物園管理所の主任は「ワニ池の水が汚いのは、ワニがどう猛で職員が掃除できないから。水は流動していないので、長い時間が経てばこうなる。ニシキヘビが動かないのは冬眠しているから。ネットユーザーが指摘する虐待はない」と釈明している。しかし、同市林業行政執法支隊の職員は9日午前に現場の調査を実施したところ、劣悪な衛生環境や動物の死亡といった多くの問題が発覚し、管理者に改善命令が出されたという。(翻訳・編集/川尻)