<静ヒルズレディース 森ビルカップ 最終日◇12日◇静ヒルズカントリークラブ(6,388ヤード・パー72)>
ステップ・アップ・ツアー第5戦「静ヒルズレディース 森ビルカップ」の最終日。トータル3アンダー・3位からスタートとしたアマチュアの平塚新夢(あむ)が、18ホールを終えてトータル4アンダーで並び安納昭江とのプレーオフに。これに勝利し、史上5人目となるアマでのステップ・アップ・ツアー優勝を達成した。
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終盤にかけて混戦模様となった最終日。最終組で回った平塚が18番のティグラウンドに立った時点では、同組の安納を1打差で追う展開。ともにパーオンに成功し、先にバーディパットを打った安納がカップ際に寄せてパー確定の状況で、平塚のバーディパットを迎えた。18番グリーンを囲んだ多くのギャラリーが安納の逃げ切りを予想していたはずだが、平塚が5mのクラッチパットを沈めて、プレーオフに。18番で行われたプレーオフ1ホール目でも、ともに約5mのパーパットを残したが、先に打った安納が外したのに対し、平塚は先の再現のような見事なパットで勝負を決めた。
目指す選手像を「いつも笑顔で魅力ある人」と語る平塚。その言葉どおり、試合中も笑顔を欠かさない。プレーオフの2打目のアイアンショットは大きく曲がり、グリーン左のギャラリーロープ外へ落とすも、3打目地点へ向かう際に緊張からのこわばりは見せず、満面の笑み。試合中にもカメラにピースサインをする姿を見せていたが、ここでも余裕を感じさせた。
「(ピースサインは)不謹慎かなぁ、とは思いましたが、プレー中も"あむちゃん、頑張れ〜"と応援してくれる。声援が嬉しかった。少しでも表情がにこやかなほうが、自分の気分も良くなるし、ギャラリーやTV放送を見てくれる方も喜んでもらえると思う」。中学までは実家のある宮城県・石巻市で父・俊郎さんのもと練習に励んでいたが、高校からは茨城の明秀学園日立高等学校で寮生活。今大会も茨城開催のため、高校の監督やコーチ、練習場での知り合いの多くが駆けつけて声援を受けたなかで最高の結果を手に入れた。
「人見知りをしない、昔からそうなんです!」と周りの友人から注意を受けるくらいの"元気娘"。両親が経営する理髪店で育った平塚だが、母・ゆかりさんいわく「私たちは、ドラえもんの"しずかちゃん"みたいなイメージで育てようと思っていた。でも兄3人の男兄弟のなかでの一人娘なので男勝りに…。それに商売人の家なので、小さい頃から店先でお客さんに大きな声で挨拶をしていました」と、自然と元気で愛嬌のある娘に育ったのだという。
プロツアーは2014年「大王製紙エリエールレディス」以来の2度目と経験が少ない中での最終日最終組。「普段はすごく怖がってしまうタイプ。ですが(いい位置での)最終日だったので攻めないといけないと思った」とスコアを落とさず戦えた要因は、"愛嬌は力なり"といったところか。
「レギュラーツアーで活躍して、海外メジャーに出場してみたい」との志を持つ高校3年生だが、すぐさま目の前の試合が待っている。「明日は関東ジュニアの予選があるんです。担ぎでのプレーだから今日と比べたらちょっとさびしいかも。17日からは関東女子アマが始まる。去年は日本女子アマに出場できなかったので、これを力に頑張れるかな」。
今後は注目される存在となるが、立ちはだかる壁も持ち前の明るさで乗り越えていきそうな魅力ある選手だ。
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