G型大学とL型大学とは?

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大学の改革議論は常に続いているといえますが、そのなかで話題となったものがG型大学とL型大学です。これはなにを意味するものでしょうか。
『L型大学とG型大学、一流以外は職業訓練校に ── 日本の教育と産業構造の行方は?(掲載元:The Capital Tribune Japan)』よりご紹介いたします。

G型大学とL型大学

この大学の区分は、2014年の文部省の有識者会議において冨山和彦によって提案されたものです。G型は現在のトップ校が該当しL型はその他の大学になります。現在行われている、学術的な大学教育はトップ校となるG型大学に集約し、残るL型大学は職業訓練に特化すべきというものです。例えば、文学部においてはG型大学では、従来のように英文学や国文学を教えますが、L型大学においては地域の観光産業に従事する際に役立つような地元の歴史などを教えるようにしてはどうかといったものです。

実現しつつある?

確かにこうしたことは一見理にかなっているように見えます。さらに一部の大学ではすでに実践的な職業訓練を含む学部を設置しているところもあります。警察官や消防官などの公務員試験に特化した学部やコースを設置している学校は多くあるでしょう。意識して改革せずとも、社会の要請や、学生の側の需要によって日本の大学は、G型とL型に分かれていきつつあるともいえるかもしれません。