11日、韓国の新大統領に対する中国公式メディアの扱いが期待感に満ちているが、韓国のネット上では反発のコメントが相次いでいる。写真は韓国新大統領について伝える英紙。

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2017年5月11日、韓国メディアによると、韓国で最大野党・共に民主党の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が新たな大統領に当選したが、中国の公式メディアの扱いが期待感に満ち、朴槿恵(パク・クネ)前大統領とはまったく異なるものになっている。

中国メディアは文新大統領について「真摯(しんし)に遇するに値する人物」だと評している。また、中国共産党中央委員会の機関紙・人民日報海外版は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)を通じて、高高度防衛ミサイル(THAAD)問題や北朝鮮問題などに関して、新政権に強い期待感を示した。

また、文新大統領がまずすべきことは雇用の創出と雇用率の向上、そして中韓貿易関係の無条件回復だとし、「韓国は中韓関係の改善を目的に、中国へ特使団を派遣することになるだろう」と伝えた。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「特使団を中国に派遣するだって?朝鮮王朝時代でもあるまいし」「時代錯誤も甚だしい」「皇帝陛下に新大統領着任の報告ですか?」「中国が来るべき。なぜこちらから出向かねばならないのか」など、反発の声が多く聞かれた。

また、「スモッグ問題では、中国の顔色をうかがわず、速やかに解決させてほしい」「中韓関係の問題は後回しにしてはならない。中国への経済的依存は減らすべきだ。日本はとっくにそうしている」などのコメントもあった。(翻訳・編集/岡田)