新アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」

写真拡大

 東京ディズニーシーの新アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」が12日にグランドオープン、アトラクションのテーマであるディズニー/ピクサー映画『ファインディング・ニモ』『ファインディング・ドリー』日本語吹き替え版で声優を務めた室井滋(ドリー)、木梨憲武(マーリン)、上川隆也(ハンク)、中村アン(デスティニー)らがサプライズ登場し、ゲスト(来場客)を出迎えた。

 今回、グランドオープンとなった「ニモ&フレンズ・シーライダー」は、映像とライドシステムの動きを融合させることにより、映画の海底の世界を再現した屋内型アトラクション。魚サイズに縮むことができる潜水艇「シーライダー」に乗り込み、ニモやドリーたちと一緒に海底の世界を冒険する体感シアターとなっている。

 開園前から大勢のゲストが長蛇の列を作るなど、注目度満点の同アトラクション。午前8時半の開園時には、アトラクション前に室井、木梨、上川、中村たちがサプライズでゲストをお出迎え。「すごーい!」「うれしい!」といった歓喜の声が沸き起こった。そして室井たちは先頭のおよそ240人に「行ってらっしゃい」「楽しんできてくださいね」と呼びかけ、1人1人と握手をしながらアトラクションへと送り出した。

 オープニング客を見送った後、囲み取材に応じた吹き替えキャスト陣。大勢のゲストと握手をし、「選挙に出るんじゃないかと思った」と室井が笑えば、木梨も「皆さんいい顔をしていましたね」としみじみ。中には感激のあまり涙ぐんだり、小学生から「あ、ドリーだ!」と声をかけられたりということもあったそうで、「本当にありがたいです」と満足げな様子の室井だった。

 「シーライダーは今日がオープニング。わたしはある種、客第1号として見せていただき、ドキドキしました。生涯忘れません」と語る室井は、ひと足先にアトラクションも体験したそうで、「想像以上。恥ずかしいくらいにキャーキャー言ってしまいました」と笑顔。木梨も「55歳ですが、最高です!」とすっかりハマってしまった様子だった。(取材・文:壬生智裕)