“優しいけどズルい男”が増えているワケ【山科ティナ×DJあおい】

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 Twitterで話題の『#140のロマンス』『#アルファベット乳』など、胸キュン系マンガで注目のマンガ家・山科ティナさん。東京藝術大学の現役大学生である彼女は若い女性を中心に人気を集めています。

 そんな山科さんの作品を集めたコミックス『#140文字のロマンス』(祥伝社)が4月8日に発売。それを記念して、今回は山科さんがファンだという、人気ブロガー・DJあおいさんとの対談が実現。後編では男性の不思議な恋愛観について探ってもらいました。

◆彼女が何人も欲しい「不安症候群」の男が増えてきた?

――今、山科さんは20代でそれこそ恋愛が楽しくて仕方ない時期なのではないかと思うのですが…。

山科:うーん、そうでもないですよ。悩むこともあります。

――例えば?

山科:同年代と話しているとよく出てくるのが、ずるい男。性的な行為があってもつき合わないんですよ。じゃあそういうことをするだけの関係なのかというと、そうでもないみたいで。ときどき、人前でもいきなり彼氏のような素振りも見せてきたりと。なんか…こう、はっきりしない…みたいな。

あおい:ああ、責任が一切生じない“友達以上恋人未満”って男からすると一番ラクな関係性ですよね。それこそつきあったら浮気もできなくなる。それから彼女ができると何かとお金がかかってきますよね。最近の男性は、お国の事情もあるんでしょうけど、お金を持っていないんです。ある程度、資産がないと自信も生まれないじゃないですか。

山科:たしかに、周囲にも節約志向の男の子が増えました!

――でもそういう“ずるい男”ほど魅力がありますけどね。

あおい:圧倒的にお勧めはできないし、結婚なんて考えられない関係に陥りますけどねえ(笑)。あともうひとつ言えるのが、最近の男性は不安症候群なんですよ。両親から大事に育てられすぎてしまったことも一因ですけど、彼女もひとりじゃなくて、何人もいないといつか捨てられるんじゃないかという不安があるんです。男性から届く恋愛相談メールを読んでいると感じることが多いです。

――20代の山科さんもそう感じますか?

山科:多いですよね。たとえすでに相手がいても、他の子にも優しくしちゃうタイプ。

あおい:基本的にそういう男はクズですから。計算でやっていたら大したもんですけど、たまに優しいところをチラつかせてギャップを見せているだけ。本当の優しさじゃないから受け止めちゃダメです。(きっぱり)

◆「恋愛は二番目」の男を選ぶこと

――ずるいわ、優しいわ、付き合ってくれないわ、と難しい男が多いですよね。そんな中で女性はどんな男性を選べばいいのでしょうか?

あおい:恋愛は二番目にする男性です。「おまえが一番だよ」というのはストーカーになる危険性もはらんでいますからね。仕事や趣味を一番に考えてくれるくらいでバランスが取れます。

山科:それは男性も同じですか? 恋愛を二番目にする女性を選べと。

あおい:ずっと恋愛相談で言い続けているんですけど、恋愛だけがすべての人生はすごく貧しい。ひとりの人に寄り添うだけの毎日よりも、いろんな人間関係があるほうがいい。で、その中でも自分が時間を多く費やすメインの環境があって、そこでの関係性を大事にしていけば出会いも生まれますよ。

山科:私でいうと生活のメインは大学ですから、そこで男性を探したほうがいいっていうことになりますか。

あおい:そうです。今日お話しをしていて思ったんですけど、山科さん実はすごく男っぽいから年下とかヒモ気質のある男性が向いているかもしれませんよ?

山科:母性をくすぐるタイプでしょうか。実はそういう男性、嫌いじゃないです…(笑)。

<TEXT/スナイパー小林>