新メニューの「スパイシーツナコツラーメン」(950円)

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今年の3月にオープンしたばかりのYUJI RAMEN(新横浜ラーメン博物館店)から4月24日(月)に新メニュー「スパイシーツナコツラーメン」(950円)、「ミニスパイシーツナコツラーメン」(670円)が登場した。今回はその新メニュー含めた3品を体験レポートとともに紹介する。

【写真を見る】マグロの旨味がたっぷり!ツナコツラーメン(900円、ミニサイズ 570円)

同店は2012年にニューヨークで立ち上げた店舗でその美味しさから100店舗以上がしのぎを削るニューヨークでも支持の高いラーメン店である。

■ 「スパイシーツナコツラーメン」(950円、ミニサイズ 670円)

4月24日から販売を開始した新作。ツナコツスープに七味唐辛子とニンニクチップを加えて、香ばしさと辛さをプラス。あくまでもツナコツスープを活かすのが目的なので、ツナコツスープに加えて煮込んだりはしていない。トッピングは「ツナコツラーメン」の白髪ネギ、きざみ海苔、ゴマに加えて、糸唐辛子をプラス。そして、マグロのハラモを低温でじっくりと調理した「ツナコンフィ」が入る。ツナコツラーメンに入るハラモチャーシューと部位は一緒だけれど、作り方と形状が違う。食べた感想はツナコツのコクに辛味を加わり後味がスッキリしている。ハラモコンフィは柔らかくてふんわりで、しっとりとした食感。チャーシューよりとろけるように感じた。そしてツナコツのスープと相まって、口の中にしっかりとしたマグロの味を感じさせる。これからの季節「暑くてラーメンはちょっと…。そしてマグロのような油っぽいものなんてとてもとても…。」と敬遠される方にこそ味わって欲しい。また、ミニスパイシーツナコツラーメンは670円と好みに合ったサイズ、値段で食べられることも魅力的である。

■ ツナコツラーメン(900円、ミニサイズ 570円)

スープは豚骨や鶏ガラなどを一切使用せず、オーブンでローストしたマグロのアラのみを使用。それを強火で白濁させてスープを採る。魚介系ラーメンでも、ここまで動物系を排除しているものは珍しい。アクセントとして柚子胡椒を入れている。タレは生醤油をベースとしたもの。面は極細のストレートで、博多の豚骨ラーメンに似ている。チャーシューの代わりに、マグロのハラモのローストを乗せている。その他、白髪ネギ、刻み海苔、ゴマ等が乗る。食べた感想としてはマグロの旨味が凝縮した旨さと優しい滋味に満ちたものになっている。魚の臭みは一切感じられない。スープはとてもまろやかで、柚子胡椒のためか後味はスッキリ。だからスープを飲み干せてしまう。マグロのハラモのチャーシューはとろとろの食感。箸で持ち上げようとするとホロリと崩れてしまうほど。これはスープと一緒にレンゲで味わって欲しい。マグロの旨味が口の中に広がる。

■ 自家製ベーコン&エッグまぜめん(980円)

太い平打ち麺の上に、フライパンで直火ローストした自家製炙りベーコンと半熟タマゴをオンした一品。醤油ベースのタレと混ぜて食べる。具は、マグロ節と大葉など。一見するとカルボナーラ。実際に食べてみて第一に感じることは、とてもアッサリしている。麺のコシがとても強くて、ベーコンの食感とマッチ。なによりタマゴと醤油タレの相性よくて、箸が止まらない。大葉の香りも食欲をそそる。コレは旨い。お店としては、先にまぜめん、ツナコツラーメンは最後に、とのこと。

世界で高い評価を受けているYUJI RAMENに行って世界から評価されているラーメンを味わってみてほしい。【ウォーカープラス編集部/高橋千広】