子供らを性的虐待させた罪で逮捕された日本人修道女(出典:http://www.independent.co.uk)

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神に仕える身でありながら、女がしていたことは児童への性的虐待の容認であった。このほど逃亡の果てに警察に出頭したアルゼンチンに住む日本人コサカ・クミコの法廷審問が行われたことを、『The Independent』など複数メディアが伝えている。

日本で生まれたコサカ・クミコ(42歳)はアルゼンチン市民権を持ち、2004年から2012年までの間は首都ブエノスアイレスの北西に位置するルハン・デ・コージョのメンドーサにあるアントニオ・プロヴォーロ学院で聴覚障害を持った生徒たちのために働いていた。

ローマンカトリックの修道女として生徒を正しき道へと導き、万全なケアを行うべきはずのコサカ・クミコはあろうことか性的虐待に加担し、その行為を容認していた。またコサカ・クミコ自身も生徒たちに手をあげるという虐待行為を働いたり、生徒らにポルノムービーを見るように強要していたという。

生徒たちは5人の聖職者に「ゲームをしよう」と言われ、学院内の浴室や寮、地下室や庭などあらゆる場所で様々な性的暴行を受けた。残虐な現場を目撃した生徒の証言によると、ある少女は複数の聖職者に同時に性的虐待を受けていたことも明らかになっている。しかしどれだけ泣き叫んでも他の生徒は被害者同様に聴覚障害者だったため、救いを求めた叫びを耳にすることができなかった。

5歳の時に性的虐待に遭ったという17歳の生徒は「聖職者にレイプされた後出血したが、コサカ・クミコに出血を隠すためにオムツを着用しろと強いられた」と話している。82歳をはじめとする5人の聖職者は昨年11月、少なくとも24人の子供たちに性的虐待を働いたとして逮捕されており、現在はメンドーサにある刑務所に収監されているが、今後有罪判決が下れば10年から50年実刑が言い渡されるという。また、5人の聖職者と共に3人の学院スタッフも逮捕された。

コサカ・クミコは逮捕を恐れて1か月ほど逃亡していたが、警察の捜査の手が伸びると5月2日に出頭した。4日、修道女の衣類の上に防弾チョッキを身に着け、裁判所へと警察官らに連行されるコサカ・クミコの姿が地元メディアに捉えられている。

法廷審問でコサカ・クミコは「私は何も悪いことはしていません。虐待があることなど一切知りませんでした。私は神に人生を捧げた良き人間であり、無実です」と容疑を否認した。30人以上の証言をもとに現在もこの学院に関して捜査は続行中であり、コサカ・クミコは地元の女性刑務所に収監されている。

出典:http://www.independent.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)