11日、山西晩報によると、中国山西省晋中市の小学校近くにアダルトグッズを売る店がオープンしたことが保護者らの頭を悩ませている。資料写真。

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2017年5月11日、山西晩報によると、中国山西省晋中市の小学校近くにアダルトグッズを売る店がオープンしたことが保護者らの頭を悩ませている。

「こういう店が学校近くに…。子どもにどう説明すればいいのか分からない」と話すのは8歳の息子を持つ李さんだ。放課後、学校まで迎えに行った李さんと一緒に歩いていた息子は店の前で突然、「パパ、このお店はおもちゃを売っているんでしょ?入ってもいい?」と質問。答えに困った李さんは「おもちゃを売ってくれるお店ではないよ」と急いでその場を離れたという。

李さんの話によると、息子は道沿いにある店の看板の文字を大きな声で読み上げるのが好きで、アダルトショップの前では元気よく「アダルトグッズ、無人販売」。李さんは「この時は恥ずかしくてどうしようもなかった」と語り、「学校近くでの開業はふさわしくないのでは」と首をかしげている。

同紙の記者が現地を訪れてみたところ、店の近くには小学校だけでなく幼稚園や中学校もあった。店のガラスドアにはセクシーな外国人女性のポスターと「未成年者は立ち入り禁止」の文字。広さは20平方メートルに満たず、商品は自動販売機で買える仕組みだった。購入者が成人かどうかを確認するシステムはなかったという。

この件で取材を受けた店の責任者は「人がたくさん通るから店を出すのに悪くない場所だと思った」と話し、保護者らの反感に対しては「子どもに影響を与える可能性を全く思いつかなかった。払い済みの1年分の賃貸料を戻してくれるのであれば別の場所に移ってもいい」と語る。ただ、国家工商行政管理総局は2011年12月に公布した文書で「小中学校の周囲での店舗開設を禁じる」と明言。記者から連絡を受けた地元の消費者相談窓口は「できるだけ早く現地に職員を派遣する」と応じた。(翻訳・編集/野谷)