イルカと泳ぎたくて、御蔵島にやってきました #旅するデザイナーの冒険の書

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海の生物が大好き、とくにサメが好きで休日はよく海や水族館に行きます。以前、イルカで有名な新潟の能登島でイルカに会えず、友人に「サメ好きにはイルカは来ない」と言われ、なんだか悔しくてその場で御蔵島に行くことを決意。そして、ついに御蔵島にやってきました。

とてものどかでどこからでも海が見える御蔵島。うっすら遠くに三宅島が見えます。
交通スローガンも、島ならでは。心がちょっとホッコリします。
御蔵島は伊豆諸島のひとつ。人口は約320人。たくさんのイルカが島の周りに住み着いていることで有名です。以前ご紹介しました青ヶ島と同じく、島の周りは断崖絶壁で、ビーチなどの華やかなものはありません。船の就航率も他の島に比べとても低く、欠航が続くことも多いのですが今回奇跡的に上陸することができました。うまく着岸できないと、なんとそのまま八丈島まで行ってしまいます!
御蔵島の形はまん丸。入江にない港は波の影響をそのまま受けます。この地形により、船の着岸率が低いのです。
山に入る前には、草祭り神様に周りの草を祀ってから入ります。これが山に入った人数のカウントになるとのこと。
絵に描いたような素朴で美しい緑が一面に広がっています。
山の奥にある最も神聖な場所とされている稲根神社本殿。
ツゲの木が名産の御蔵島。収穫した木材を運ぶ用のモノレールのラインが今も山道に続きます。ツゲの木は硬くて緻密、割れにくいのが特徴です。将棋の駒や印鑑などに使われ、昔から島の暮らしを支えていました。
自然を満喫できるのが御蔵島。海だけでなく山の自然も楽しむことができます。そして、ついに今回は嫌われることなく、とても近くで一緒にイルカと泳ぐことができたのです。
今回、友人が高性能な水中カメラを貸してくれました。
御蔵島のまわりはほとんど断崖絶壁。ビーチなどはありません。そのためドルフィンスイム用の船には波止場から降りて乗り込みます。
大波の中、イルカの進行方向に合わせて海に飛び込みます。初めての出会い。「イルカさん、こんにちは」
イルカは家族で団体行動していることが多いです。機嫌がいいと一緒に泳いでくれたりします。
みんなぶつかる勢いで近づいてきてくれます。手をのばせば触れられますが触ってはいけないルール。みんなとても優しい表情をしています。
「キュイ、キュイ」という鳴き声とともに、とても追いつけないスピードでイルカたちは優雅にすり抜けていきます。
御蔵島に行くには、他の島とはちょっと違うポイントがあります。事前に船の予約はもちろん、民宿の予約が必要なこと。民宿の予約をしていないと島民以外の人は基本的に入島できません。民宿の数は約11軒、イルカウォッチングができる船も約15隻ほど。イルカウォッチングも一年中ではなく3月から11月頃まで。人数制限があり、さらに無事到着できるかわからない島、ということなのです。
民宿のご飯は絶品。特に海苔のお味噌汁が最高でした。
この日唯一営業していた定食屋さんの焼肉丼。魚の定食は人気であっという間に売り切れに。しかし、この焼肉丼もやみつきになる美味しさ!
平成26年に出来上がったばかりの橘丸。船内はホテルのようにキレイ。
青ヶ島と同じ断崖絶壁に囲まれる秘境、御蔵島。またおじゃまします!
船長も民宿のスタッフも、同じ民宿に泊まった方も、山のガイドさんもみんな御蔵島が大好きな人たちばかり。とても気さくで親切な方が多く、忘れられない島じかんを過ごすことができました。温かくなると冒険したくなる御蔵島。思い立ったら吉日です。
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