「ダンスミュージック向け?」って思ったアナタ、ちょっとお待ちを。

第56回グラミー賞で最優秀ダンスレコーディング賞を受賞。2015年発表のセカンドアルバム『True Colors』が全米4位を記録し、最新シングル『Stay』はSpotifyで平均200万回/日という再生回数をマークしているDJ/アーティスト/音楽プロデューサーのZEDD(ゼッド)。そんな彼が、密閉型ヘッドホン『Double Zero 001(ダブルゼロワン)』をリリースした。直販価格は1万9800円(税別)。



パートナーに選んだのは、日本のデザインチームとオーディオメーカー



ZEDDがヘッドホンをプロデュースするのは、ごくごく自然なことだったのかも。世界中をツアーで飛び回りながらサウンドメイクはもちろん、ミキシング/マスタリングまで行うわけだから当然、高音質なヘッドホンは欠かせない。そんな中、彼が日本で出合ったヘッドホンが『TOON WORKSHOP THP-01』。まるでトランスフォーマーのように変形するギミックもさることながら、ZEDDが何よりも関心したのは、そのサウンドだったとか。

ZEDDは、そんなユニークでクオリティの高いプロダクトを展開するグッド・スマイル・カンパニーにヘッドホンの製作を提案。TOON WORKSHOPに携わったSF inc.がデザインを担当し、さらにオーディオメーカーのオンキヨーが音質を設計して出来上がったのが『Double Zero 001』だ。

ZEDDの目指したサウンド。これがかなり気持ちいい



EDM界で名を馳せるアーティストが監修しているだけに「サウンドはさぞかし低音盛り盛り?」かと思いきや、これがかなりのグッドバランス。もちろん、低音はずっしりと響いてくるのだが、その一方で中高域も音の粒がしっかりと立っていて、トータルで気持ちのいいサウンドを耳に届けてくれる。ZEDDは「ダンスフロアにいるかのようなパワフルな重低音が体感できると同時に、繊細なディテールまで忠実に再現するクリーンでクリアな高品質サウンド」を求めていたというが、たしかに、実際に聴いてみるとそんな彼の思いがちゃんと具現されていることがよく分かる。


▲ZEDDのロゴがさり気なく入ったケーブルには、伝送ロスを抑えたOFC(99.9%高純度銅)線材を使用。これもサウンドにこだわっている証。

主張のないミニマルデザイン。だからフツーに持ち歩ける



カラーはブラックとホワイトの2色をラインナップ。装飾を徹底的になくしたミニマルなデザインで、外観で唯一確認できるのはヘッドバンドのトップに配されたDouble Zeroのブランドロゴのみ(このロゴだって、とってもシンプル)。そして、ラバーコーティングが施されたイヤーパッド、ハウジングはシルキーな触感で、ケースから取り出して装着する行為すらなんだか心地いい。







どうしても、アーティストの名前が先行しちゃいそうなヘッドホンだけど、それを抜きにしても『Double Zero 001』は、多くのミュージックLoverをきっと満足させてくれる1台だ。

文/タケイシユーゾー(編集部)

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『Double Zero 001』製品情報ページ

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