中国地質科学院地質研究所の呂君昌研究員、河南省地質博物館の蒲含勇研究員、カナダやスロバキアなどの科学者で組織された研究チームは、河南省西峡で掘り出された孵化直前の恐竜の卵の化石を、オヴィラプトル属の新種と判断した。

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中国地質科学院地質研究所の呂君昌研究員、河南省地質博物館の蒲含勇研究員、カナダやスロバキアなどの科学者で組織された研究チームは、河南省西峡で掘り出された孵化直前の恐竜の卵の化石を、オヴィラプトル属の新種と判断した。科学者はこの今から900万年前の白亜紀に生息していた恐竜を、「中華貝貝竜」と命名。関連研究成果は9日、オンライン学術誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された。光明日報が伝えた。

中華貝貝竜の卵の長さは約45センチ、重さは約5キロで、現在までに世界で発見されているうち最大の恐竜の卵だ。卵の巣の直径は約2−3メートルで、大型トラックのタイヤ以上の大きさ。一般的には巣に24個以上の卵が円を描くように並べて生みつけられるという。科学者はこの卵の化石を研究し、翼、羽毛、嘴を持つ、鳥類と関係の近い新種のオヴィラプトル属と判断した。

呂氏は「成長した恐竜の骨格の化石が見つかっていないが、最も近い種との比較により、全長が8メートル、体重が3トンにのぼると推測できる。近い関係を持つ小型のオヴィラプトル属が卵を孵化させることから、この新種・大型のオヴィラプトル属が、卵を孵化させ、子どもの世話をする最大の恐竜と判断している」と話した。(提供/人民網日本語版・編集YF)