Doctors Me(ドクターズミー)- 赤ちゃんにおやつは何歳からOK?あげる時期と選び方のポイント

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デリケートな赤ちゃんだからこそ、おやつ一つを与えるにしてもどんなものを選んだらいいか考えもの。

食育は育児の中でも、きちんと学んでおきたい分野です。赤ちゃんに食べさせるおやつについて詳しく専門医からお話を伺いましょう。

赤ちゃんのおやつはいつごろからあげて良い?


おやつというと甘いお菓子を連想しますが、保育園などでは食事の間の補食と呼ばれることもあります。

おにぎりや果物、牛乳だけのこともあります。大人のおやつに近いような菓子類は、市販のものでは生後6カ月ごろから食べられるものが販売されています。

赤ちゃんにおやつをあげる目的


次の食事の前にお腹が空くのを抑制


赤ちゃんは消化機能が未熟で一度にたくさん食べられませんし、気分が乗らずに食事を食べられない場合もあります。
次の食事までの間にお腹がすくのでおやつを与えます。

味覚の幅を広げる


また、せんべい、あられなどの触感は食事では味わいにくいものですので、おやつは味覚の幅を広げるのにも役立ちます。

栄養補給


小魚やひじきなどの栄養を手軽に取れる製品もあり、食事では食べなくてもおやつなら食べる場合、栄養補給にもなります。

生活リズムを作る


おやつの時間を決めることで、生活リズムを作る助けにもなり、赤ちゃんの気分転換にもなります。

初めて赤ちゃんにおやつをあげる場合は何が良い?


歯が生えそろっていない場合、歯茎でつぶせたり唾液で溶かせるようなものがオススメです。

また、一気に口に入れたりのどに詰まらせないように見守る必要があります。

オススメのおやつ


・せんべい
・ボーロ
・柔らかいパン
・果物をつぶしたもの
など

赤ちゃんのおやつに向いていないもの


カロリー・糖分・塩味・脂分が多すぎるものは避けたほうがよいでしょう。

飴玉やピーナッツなどの豆類は誤嚥したり丸呑みして食道の途中で引っかかることがありますので避けましょう。

大人が食べている市販のお菓子はいつからOK?


親御さんで異なる価値観


親御さんの考え方や家庭環境によってかなり異なると思われます。

少しでも砂糖の入っているものを食べさせると、脳が甘さを覚えてしまい、そればかり欲しがるようになるのでは?とか、虫歯を心配する観点から、チョコレート・あんこなどを厳密に制限され、三歳までは絶対に与えるべきではないと考えている方もおられます。

年上の兄弟がいたり祖父母とよく遊ぶ赤ちゃんは、いつの間にか机の上のお菓子を与えられているということもあるでしょう。

少量なら1歳からOK


特に厳密な医学的基準はありませんが、誤嚥やアレルギーに気を付け、多量にならなければ、1歳過ぎから少量与えるのは問題ないのではないかと思います。
逆に多量に食べ、時間を決めずにだらだら食べるようでは、何歳であっても問題になるでしょう。

お菓子に含まれるはちみつについて


お菓子にははちみつが原料に含まれることがありますが、加熱してあり少量であれば問題にはなりません。

外出先でおやつを与えてもよい?


外出先、電車内などで静かにしていてほしいときに、ご褒美のような形で普段はあげないお菓子を与えるという方法もあります。

せんべいやボーロを持ち運ぶケースも市販されています。手をきれいにし、かすをこぼしたりして周りの迷惑にならないようなら、外出先でもおやつを食べてよいでしょう。

最後に医師から一言


おやつは甘いものという思い込みは必要なく、手作りの蒸しパンやパンケーキ、ゆで卵、果物、おやき、ヨーグルトなど様々なメニューが考えられます。

何を与えるかに加え、時間を決めて食べ、食べたら歯を磨く習慣をつけることも重要です。

(監修:Doctors Me 医師)