写真提供:マイナビニュース

写真拡大

デラはこのほど、同社からリリースされた音楽アルバム『疲労解消のための音楽』(2015年)を用いた研究成果が、国際学術誌『Frontiers in Neuroscience』に掲載されたことを発表した。

同社では、心理的・医療的観点からの研究データや検証を取り入れて、ヒーリング・ミュージックの制作を行っている。

CD『疲労解消のための音楽』は、疲労感の軽減を目的とした環境音楽。人間の心が最も落ち着くとされている"自然に触れたときの感覚"を大切に考え、小鳥のさえずり、川のせせらぎなど大自然を想起させるような音源をベースに制作されているという。

同CDは、国立研究開発法人理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センターの技術指導のもと、大阪市立大学 健康科学イノベーションセンター、大阪市立大学大学院医学研究科システム神経科学との共同研究により、気分測定調査や自律神経などの生理学的な検証試験を経て制作された。

共同研究は、健康な成人モニター20名を対象に実施した。CD試聴時と試聴しないとき(無音時)についての疲労軽減効果を、主観的気分測定システムKOKOROスケール、および自律神経測定による疲労評価システムを用いて検証した結果、CDの試聴により、自覚的疲労度の軽減効果や安心・リラックス効果がおおいに期待されることがわかったとのこと。

同研究結果は、2017年3月10日付けでスイスの国際学術誌『Frontiers in Neuroscience』に掲載された。同CDを聴くことで疲労感が軽減し、安心・リラックス感が増強すること、その際の自律神経の変化パターンが、疲労、癒やし、眠気、憂鬱などの主観的気分の変化によって予測可能であることを示唆している。

今回の結果は、音楽聴取時の主観的な気分の変化を調べることで、一人ひとりの自律神経機能に与える音楽の効果を予測し、そのバランスを整え、個人の健康状態をより良いものへと促せるような楽曲制作・選曲ができる可能性を示しているという。

(フォルサ)