「河南省でカエル大移動、大地震の前兆」ネットで拡散、当局がデマ認定―中国

ネット上では、中国地震局が、河南省南陽市で先月27日、カエルが大移動する現象が見られたとして、マグニチュード7.3〜8.0クラスの地震が2カ月以内に発生する可能性があるとする予報を出したとの情報が拡散していた。
中国では2008年5月12日に四川大地震が発生したが、その数日前に震源地近くの綿陽市で数十万匹のヒキガエルが一斉移動する現象が目撃されていたと伝えられている。
大河網によると、同内容のデマは昨年8月にも湖北省や河南省を中心に拡散しており、流した人物が湖北省の警察当局に身柄を拘束されている。(翻訳・編集/柳川)