超一流企業が面接で聞く難問奇問、合格点を取る方法

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グーグルに就職したい? その気持ちは、同社に応募する年間300万人の志望者も同じだ。グーグルの2014年の内定率はたったの0.2%で、米国の名門大学群「アイビーリーグ」に入るどの大学の合格率よりも低かった。

グーグルは、特に大学新卒者にとって今日最も人気のある就職先の一つだ。国際コンサルティング会社ユニバーサムが実施した調査によると、昨今の学生たちは専攻分野にかかわらず、グーグルやアップル、フェイスブック、スペースX、ウォルト・ディズニー・カンパニーに就職することを夢見ている。

こうした人気企業は面接で難解な質問を投げかけることで知られており、採用されるためにはまずこれをクリアする必要がある。ここではそうした難問の一部と、解答方法を紹介しよう。

「あなたは大きな岩を積んだボートに乗っています。その岩を湖の中に落とすと、湖の水位はどう変わるでしょうか?」(アップル、機械設計エンジニア職)

面接における全ての質問に正答と誤答があると考えているのであれば、それは考え直そう。この質問をする採用マネジャーにとって重要なのは実際の答えではない。キャリアチェンジコーチのマギー・ミスタルは「自分がどんな人物なのかを整理することが大事なのであって、指示に従ったり、正しい5文で答えを述べたりしてほしいわけではない」と話す。

「採用担当者はあなたがどう情報を処理するか、どれくらい論理的か、どのように問題を分析するかを見ている」。そのため大学入試のように教科書通りの答えを出そうと苦しむよりも、思いついたことを声に出すことをミスタルは勧める。場面を設定し、影響する全要素を述べ、状況を説明していく。答えの成否を分けるのは、あなたがどうやって最終的な答えを出すか、なのだ。

「フェイスブックでは、誕生日を祝う投稿が1日に何件あると思いますか?」(フェイスブック、セールスオペレーション職)

この質問をする採用担当者は数字を当ててほしいと思っているわけではない。答えは単に「インターネットで調べる」かもしれない。そこが課題の一部でもある。

「思考プロセスと自分なりの解決方法を共有すること。結果が重要なわけではないので、すぐに答えに飛びつかない」とミスタル。答える際には、この質問はクリティカルシンキング(批判的思考)のスキル以上のものを測ろうとしていることを心に留めておくこと。

「これは適性を測る質問。きちんとした思考ができるか、変化球を投げられても大丈夫かどうかを見たいと思っている。そのような楽しくイノベーティブな雰囲気を作り出したいからだ」。この手のクイズを解くのが楽しめない人は、採用されない可能性が高い。

「特定の地域で最も優秀なJava開発者5人を探すためにはどうしますか?」(グーグル、技術系リクルーター職)

このグーグルの質問は、あなたが求められる仕事を実際にこなせるかを見ており、記憶に残る回答をするためには話の語り方が鍵だ。「自分自身についての話を共有すると、面接者の記憶に残り、適性が判断できる」とミスタル。

この種のタスクをインターンシップや仕事でこなした経験があれば、それを共有する。もしなければ、似たような状況について話す。「違う分野でも、同じ思考プロセスや体系的な分析を使った体験談を共有すれば大丈夫。以前解決したことがあるので、こうした問題が生じる状況にも対応できることを示せる」

関連スキルや、自分が学んだことを話の中に盛り込むように注意しよう。面接者はすでにあなたの履歴書を持っているかもしれないが、箇条書きにしたことに命を吹き込むチャンスだ。

「円筒圧力容器の中で周方向応力が長手方向応力の2倍であることを証明してください」(スペースX、テスト・オペレーション・エンジニア職)