韓国の文在寅新大統領は今年初頭、テレビ・インタビューで自らの欠点を聞かれ、「つまらないこと」と答えている。写真は文在寅新大統領誕生を伝える中国紙。

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2017年5月10日、環球網は「韓国新大統領の最大の欠点とは何か?『つまらないこと』と本人は語る」と題した記事を掲載した。

「文在寅(ムン・ジェイン)新大統領はともかく真面目だ。だが彼にとって幸運なのは朴槿惠前大統領の汚職スキャンダルの後、韓国人がこうした人間を求めていたという点だろう。」これは英紙フィナンシャル・タイムズの記事「“つまらない男”文在寅」の一節だ。

今年初頭、文在寅新大統領はテレビ・インタビューで自らの欠点を聞かれ、「つまらないこと」と答えている。フィナンシャル・タイムズはまさにこの言葉こそ正確に新大統領を形容したものだと指摘する。

文在寅新大統領は貧困家庭の生まれ。軍の特殊部隊隊員という経歴を持つ。1978年に退役し弁護士となった。2003年に政界に進出し、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領のブレーンを務める。2009年、盧武鉉元大統領の自殺を発表したのが文新大統領だった。涙を浮かべたその姿に「忠誠心がある」と賛辞が集まった。

聖公会大学のChoi Jin Bong教授は「面白みはなくとも誠実で安定した統治ができる人物。朴槿恵(パク・クネ)前大統領の汚職スキャンダルの後、韓国人はこのような人物を求めていた。その点では文在寅新大統領は最良の選択肢だ」と話している。(翻訳・編集/増田聡太郎)