人との繋がりを実感できる物語、『LOGAN/ローガン』で描かれる本当のヒーローの姿とは

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マーベル映画最新作、“最後”のウルヴァリンをヒュー・ジャックマンが全身全霊で演じる『LOGAN/ローガン』(6月1日日本公開)。この作品は、一足早くアメリカで公開され全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」のトップ批評家による評価で、92%(3月8日付)という高評価を維持している。今回は『LOGAN/ローガン』を徹底分析!今作品で注目してほしいポイントをご紹介!

■ヒーローではなく、一人の人間として描かれるローガンの姿
本作では、スーパーパワーを持ったヒーローというよりも、感情豊かな一人の人間としてローガン(ヴァルヴァリン)を描いている。治癒能力が著しく衰えて全身に傷を負い、老いてしまったローガンは、もはや普通の人間に近い。次々と巻き起こる様々な出来事に、感情の起伏を大きく見せるローガンからは、人間味を今まで以上に感じることができる。またローラという謎めいた少女がローガンの前に現れたことで、彼は更に人間としての新たな感情を学ぶことに。同作品では、ローガンの人間としての存在意義や、在り方について追求し、ヒーローとしての魅力ではなく、人間としての魅力や欠落さがあらわれている。

■切れ味の鋭いアクションを見事に演じた子役ダフネ・キーンの存在
今回ミュータントの少女ローラを演じた、子役ダフネ・キーンの演技は、ローガンを演じた俳優ヒュー・ジャックマンをはじめとする出演者から絶賛の嵐。格闘シーンをほとんど自分でやってのけたという、ダフネは戦闘シーンに備えてトレーニングを積んだそう。ローラに起動哀楽を見事に演じたダフネがいたからこそ、同作品は更に人間性の豊かな作品になったに違いない。

■生身の人間さを更に増す日常生活のシーン
本作では、ローガンが車を運転したり、買い物をしたりするシーンが多々ある。今まで他人を寄せつけようとしてこなかった彼が、生きるためにする行動の全てが、彼の人間としての生き様をぐっと濃密なものにする。また衣装もスーパーヒーローのコスチュームではなく、人間世界に溶け込んだシンプルなジャケットとパンツ。爪がなければ一瞬彼が、ヒーローであったのか分からなくなってしまうほど。しかしこの何気ないシーンや衣装が、“最後”のウルヴァリンを描くためには必要不可欠なものだったといえる。

公開まであと少し!“最後”のウルヴァリンの壮絶な闘いをぜひ見てほしい!

■『LOGAN/ローガン』
2017年6月1日(木) 全国ロードショー
20世紀フォックス映画配給
(C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation