映画『ドリーム』NASAの頭脳として宇宙開発を支えた“元祖リケ女”の活躍描く実話

写真拡大

映画『ドリーム』が、2017年9月29日(金)に全国の劇場で公開される。

1960年代初頭、旧ソ連との熾烈な宇宙開発競争での劣勢を覆すため、「宇宙飛行士ジョン・グレンを宇宙空間に送り出し無事に帰還させる」という合衆国の威信をかけた一大事業に尽力し、NASAの頭脳として最も重要な役割を担った3人の女性がいる。

大きな功績を残しながらも、近年までほとんど語られなかった3人の先駆者キャサリン・ジョンソン、ドロシー・ヴォ―ン、メアリー・ジャクソン。映画『ドリーム』は、性別や人種、世代を超え、すべての世代を大きな夢へと導いた彼女たちの活躍を描く感動の実話ドラマだ。

主演で主人公の一人・キャサリン・ジョンソン役を演じるのは、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』で第81回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたタラジ・P・ヘンソン。『ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜』で第84回アカデミー賞助演女優賞を受賞したドロシー・ヴォ―ン役のオクタヴィア・スペンサー、映画『ムーンライト』にも出演している個性派シンガーでメアリー・ジャクソン役のジャネール・モネイと共に、NASAの頭脳として活躍した“元祖リケ女”3人組を務める。

また、『スパイダーマン』シリーズ、『メランコリア』のキルスティン・ダンスト、『アンタッチャブル』『マン・オブ・スティール』などで知られる名優ケビン・コスナーも出演している。

監督は、日本でもスマッシュヒットを記録した『ヴィンセントが教えてくれたこと』のテッド・メルフィー。また映画『ドリーム』に深く共感し、音楽に加え製作にも名を連ねるのが、ファレル・ウィリアムス。彼の書き下ろした楽曲が、ポップでポジティブなテイストを添えている。

全米では、昨年末の限定公開を皮切りに大きな評判を呼び、年明けから拡大公開を迎えると『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を抜き去り全米映画興行ランキング1位を獲得。その後も公開から11週連続でのランキングTop10入りを果たし、日本でも大ヒット中の『ラ・ラ・ランド』を上回る興行成績を記録。さらに本年度の第89回アカデミー賞では、3部門(作品賞、助演女優賞、脚色賞)にノミネートされている注目作となっている。

【作品情報】
映画『ドリーム』
原題:Hidden Figures
公開日:2017年9月29日(金)
監督:セオドア・メルフィ『ヴィンセントが教えてくれたこと』 
脚本:アリソン・シュローダー、セオドア・メルフィ
製作:ドナ・ジグリオッティ、ピーター・チャーニン、ジェノ・トッピング、ファレル・ウィリアムス、セオドア・メルフィ
音楽:ハンス・ジマー、ファレル・ウィリアムス、ベンジャミン・ウォールフィシュ
出演:タラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイ、ケビン・コスナー、キルスティン・ダンスト、ジム・パーソンズ、マハーシャラ・アリ
配給:20世紀FOX映画
©2016Twentieth Century Fox


[写真付きで読む]映画『ドリーム』NASAの頭脳として宇宙開発を支えた“元祖リケ女”の活躍描く実話

外部サイト

  • 映画『50年後のボクたちは』ファティ・アキン監督、14歳の少年2人の瑞々しい青春描くロードムービー
  • 「爆音映画祭」丸の内ピカデリーで2度目の開催、『ブレードランナー』や『あゝ荒野』など爆音上映
  • 元オアシス、ノエル・ギャラガーのソロアルバム第3弾『フー・ビルト・ザ・ムーン?』日本先行発売