10日、韓国・聯合ニュースは、陸上男子100メートルで9秒台が視野に入ってきた日本と韓国の現状を比較、その「格差」について伝えた。資料写真。

写真拡大

2017年5月10日、韓国・聯合ニュースは、陸上男子100メートルで9秒台が視野に入ってきた日本と韓国の現状を比較、その「格差」について伝えた。

桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥アントニオ、山縣亮太、サニブラウン・アブデル・ハキーム、日本が誇る4人のスプリンターがトラックを疾走するたびに日本メディアが注目する。100メートル9秒台が視野に入ってきたからだ。

昨年8月にリオデジャネイロ五輪男子400メートルリレーで銀メダルを獲得する快挙を成し遂げた桐生、ケンブリッジ、山縣はすでに今年8月にロンドンで開かれる世界選手権の基準記録(10秒12)を獲得している。特にケンブリッジは15日(現地時間)、米フロリダ州クレアモントで、追い風5.1メートルの参考記録ながら9秒98を記録した。

2015年世界ユース陸上選手権大会男子100メートル(10秒28)と200メートル(20秒34)で優勝を収め注目を集めたサニブラウンも、トレーニングで着実に10秒0台を出している。

一方、韓国は100メートル韓国記録(10秒16)保持者のキム・グクヨンに全ての期待がかかる。今年の韓国男子100メートルの最高記録は、今月4日に韓国の全国種別陸上競技選手権大会でキムが記録した10秒47だ。記事が「韓国はまだ陸上短距離弱小国から抜け出せていない」と指摘するように、キムを超えるスプリンターがいないのが現状だ。

大韓陸上連盟は有望選手の国外合宿や生活体育強化策を設けているが出遅れ感は否めず、韓国で陸上競技はまだ不人気種目だ。記事は「多くの関心が集まる中、記録に向かってライバルがともに競う日本男子短距離を見て、隣国韓国陸上の現実がさらにみすぼらしく映る」とため息交じりに伝えている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「陸上はお金がもうかる種目じゃないからね」「生活体育指導者としては、陸上よりも、プロとして生活できるバスケットボール、サッカー、野球、バレーボール、バドミントンなどの種目を勧めるのは当然のこと」「金もうけができないところに投資をしないのが韓国」など、陸上競技の経済的デメリットに関連した意見が多く寄せられた。

また、「韓国は陸上競技の設備が整っていない」「陸上競技選手に投資もせずに、全ての管理を個人に任せているのが現状。ばかげている」など、陸上競技の環境整備が不足しているとする意見もあった。(翻訳・編集/三田)