雄ライオン5頭が国立公園のフェンスから脱走(出典:https://twitter.com/UlrichJvV)

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南アフリカ・ムプマランガ州で5月8日朝、クルーガー国立公園鳥獣保護区から雄のライオン5頭が逃げ出したことを警察が発表した。都会と違い茂みなどが多いこの地区に雄ライオン5頭がどこかに潜んでいることで、近隣住民はパニックとなった。

フェンスをくぐって逃げたとみられる雄ライオン5頭は、国道4号線に沿ってスワジランド国境に向かった。脱走したライオンは5月8日午後9時40分、国道4号線の架橋下にいたとの通報があったが、その後行方がつかめないでいた。警察は国道沿いの家畜をライオンたちが襲った痕跡があることから、近辺の住民や運転手などに警告した。

地域に住む住民は動揺し、ツイッター上では「怖くて家を出れない」「子供が無事に学校へ行けますように」「今日は仕事を休む」、また「元彼女を襲ってくれないものか…」などといったコメントも見受けられた。

翌9日も警察やレンジャーらが捜索にあたり、獣医の乗ったヘリコプター2機も麻酔銃を用意してライオンを追跡した。警察によると、ライオンたちは国立公園から4キロ離れた地点まで一度戻ったものの近くのサトウキビ畑に入り込んだとみられている。

なお9日午後7時の時点で5頭のうち4頭が捕獲されたが、その様子を現地でリポートしていたアナウンサーは時々周りの暗闇に目を向けるなど緊張している様子が伝わってきた。

国立公園当局によると、通常雄同士は出会うと縄張り争いでけんかをするが、5頭もそろって脱走するというのは非常に珍しい行動だと述べている。

出典:https://twitter.com/UlrichJvV
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)