英南西部バースにあるナニー養成大学、ノーランド・カレッジの学生(2008年3月13日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】世界最高峰のナニー(子守)養成大学として100年以上の歴史を誇る英ノーランド・カレッジ(Norland College)が、テロ対策の訓練を教科課程に加えた。

 英南西部バース(Bath)にある同大は、125年にわたり“現代のメリー・ポピンズ(Mary Poppins)”を養成。同大を卒業したナニーたちは世界中のエリートの子どもたちを世話しており、最近の例では、英国のジョージ王子(Prince George)も同大卒業生の世話を受けた。

 保育専攻の課程を提供する世界初の大学である同大だが、学生らはさらに、運転時の危機回避やサイバーセキュリティーについて、元情報機関職員から教えを受けることになった。

 英政府でテロ対策を率いていたポール・ギブソン(Paul Gibson)氏は、訓練の目的は、ナニーたちに「先回りして考え、潜在的な脅威のある環境の変化に備えるための基礎」を身に付けさせることだと説明。富豪やその親族はますます幅広い脅威に直面しているため、ナニーたちは「誘拐などの犯行の標的にも、有効な防御にもなるという独特の立場にいる」と述べている。
【翻訳編集】AFPBB News