9日、韓国のサッカー専門メディアが本田圭佑、長友佑都が相次いでイタリア、セリエAを離れる可能性について報じた。日本代表として日韓戦にもたびたび出場、韓国でもおなじみの2人の去就は韓国のネットユーザーも気になるようだ。写真はACミランのサポーター。

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2017年5月9日、韓国のサッカー専門メディア・スポータルコリアが、サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)ACミランに所属する本田圭佑(30)、同じくインテルに所属する長友佑都(30)が相次いでイタリアを離れる可能性について報じた。

大きな期待と共に2014年冬にACミランに移籍した本田は、3シーズン目を迎えチームから離れる危機に直面している。4月23日に行われた セリエA第33節、エンポリ戦で17試合ぶりに出場を果たしたものの、ピッチに姿を現したのは87分。残り数分での出場ではさすがに存在感を示すことはできなかった。

今季試合出場はこれまでわずか6試合。ACミランの背番号10を堂々と背負い、セリエAデビューを果たした本田の活躍は今年限りの可能性が強い。特にこの4月に中国資本への売却を発表したACミランは、今後大規模なチームの立て直しに着手することが予想されると記事は指摘、本田は米国のMLS(メジャーリーグサッカー)への移籍、日本のJリーグへの復帰が予想されるとしている。

本田と同年齢の長友のミラノ生活も終わりが見えているようだ。インテルで11年以来主に左サイドバックとして194試合の出場を誇る長友も、セリエA第34節のナポリ戦におけるチームの敗北につながった致命的なミスを境に、アルゼンチン出身のクリスティアン・アンサルディとのライバル争いに決着がついてしまった感がある。記事は、欧州スポーツメディアが「放出すべき5人の選手」の1人として長友の名前を挙げていることを指摘、インテルが7位と低迷する中、チームのてこ入れのために長友の放出もあり得るとみている。

これには韓国ネットユーザーの関心も高い。「長友の活躍は成功じゃないか」「アジアカップの時の長友はほんとにすごかった」「長友はアジア歴代最高のサイドバックでしょ」と長友への称賛の声を惜しまない。

対照的に本田への声は厳しい。「10番をよこせとごねて、結局何やってたんだか。10番をあげたミランもどうかと思うけど」「本田はまだミランにいたのか」「長友の話は聞くけど、本田の話って聞かないな」「本田は日韓戦の時はすごかったんだ。ボールキープもパスも(韓国代表キャプテンの)キ・ソンヨンよりすごかった。でも最近は見てないや」と厳しい声が並んだ。

また、日本を代表する2人の選手の去就をめぐり「日本もサッカー低迷期入りでは?」「黄金世代が終わったな」という一つの時代の転換を指摘する声や「(本田と長友が出場した)2014年のFIFAワールドカップを思い出したよ。確かその時、日本は優勝も狙える戦力だとか騒いでいたけど、結果は散々だった」という皮肉な声も聞こえた。

また、「こうして見ると、(元韓国代表で英プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドで活躍した)パク・チソンの偉大さを再確認した」という自国の英雄に思いをはせる声も聞こえた。

日本代表として日韓戦にもたびたび出場し、現在も世界最高峰のリーグで活躍する2人の日本人選手の去就は、彼らをよく知る韓国のサッカーファンにとっても大きな関心事のようだ。(翻訳・編集/木暮)