意外と知らない!?  洗濯ネットの適切な選び方

写真拡大

みなさんは、洗濯ネットを使っていますか?

「大は小を兼ねる」と、大きめのネットを購入し、お洋服を何枚も入れて洗濯している方も多いのでは?

使う洗濯ネットによっては、衣類へのダメージや、洗濯後の仕上がり、汚れ落ちにも大きく影響が出ます。

大切なお洋服をより快適に、長く着られるように、洗濯ネットの正しい使い方を知ってみませんか?

■洗濯ネットってどう使うの?


洗濯ネットを選ぶときに一番重要なのが、衣類の大きさに合ったネットを使用すること。適切なサイズのネットを選ぶことによって、しわが軽減されるなど、仕上がりに違いが出てきます。

今回は実際に、綿100%・女性Mサイズのシャツをたたんで、大きなサイズのネットと適切なサイズのネットに入れた場合のしわの出来具合を比較してみました。

■洗濯前


アイロンをかけてしわが伸びている状態の白シャツ。筆者がウン年前の学生時代に購入した、年季の入っているシャツです。実験では2回ともアイロンがけ後のシャツを利用しています。

■洗濯後の比較


それでは実際に、大きいネットと小さいネットを使って違いがあるのかを実験してみました! 実験後の写真は、両方とも洗濯ネットから出してすぐの状態のものです。

大きいネット(52cm×55cm)を使用した場合
大きいネット(52cm×55cm)を使用した場合 大きなネットを使用した時は、全体的にぐしゃっと潰れたようなしわが発生しています。
特に裾や手首あたりは、しわが顕著に。
適切なサイズのネット(35cm×42cm)を使用した場合
適切なサイズのネット(35cm×42cm)を使用した場合 いかがでしょう? 大きいネットを使用した場合と比較すると、しわが少なくなっています。もちろん、アイロンはかけていません。
ぐしゃぐしゃに跳ね返ってしまっていた裾も、多少の皺はあれど、先の仕上がりとは雲泥の差。

仕上がりに差が出た原因としては、大きいネットを使用した場合、洗濯ネットの中でワイシャツが動き、衣類が偏ったり、ねじれてしまうなことが考えられます。

■洗濯ネットの選び方


ここからは、洋服の種類や大きさ別のネットの選び方をまとめてあります。洗濯ネットを選ぶときの参考にしてみてはいかがでしょうか。


写真左:大サイズ(約35×50cm以上)
スラックスやニット(セーター)など、厚手の衣類を洗うときにぴったりのサイズです。

写真中央:中サイズ(約30×33cm)
ワイシャツ、Tシャツ、ブラウスやインナーなどを洗うときにぴったりのサイズです。

写真:小サイズ(約20×20cm)
ストッキングや小物など小さなものを洗うときに使います。

また、ネットの形によっても適した洗濯物がちがうのだとか。

ブラトップ専用ネット
ブラトップ専用ネット 筆者が驚いたのはブラトップ専用のネットがあったこと。頻繁に使うものなので、少しでも長く使いたい! 早速買いに行こうと思います。
立体状ネット
立体状ネット こちらはブラジャー専用ネット。使用している方も多いのでは。保形性が高いので、これがあれば洗濯中にカップが潰れるなどの型崩れの心配はなくなりそうですね。

円柱ネット
円柱ネット 毛布などが洗える特大サイズのネットまであるんですよ! たまにしか洗わないものだけれど、ひとつ用意しておくといいかも?

ブラジャー専用ネットのように、洗いたいものに応じたネットを選ぶのもポイント。大きさや種別など、色々なタイプのネットを家に用意しておくと、より効果的な洗濯ができるでしょう。

(画像提供/ライオン株式会社)

■汚れ落ちまで変わる!? 洗濯ネットに入れる、ベストな服の枚数とは


大きめの洗濯ネットに、衣類を何枚も入れて洗濯している方はいませんか。

1枚のネットに複数の衣類を入れると、汚れ落ちが悪くなってしまったり、ネットの中で衣類が絡まり、傷みの原因にもなります。

ライオンお洗濯マイスターの大貫和泉さんによると、1枚のネットに1着のワイシャツを入れたときと、複数枚入れたときの汚れ落ちには差があるとのこと。


また、つい何枚も入れてしまいがちなタイツやストッキングも、1枚だけを入れたときと、そうでないときには汚れ落ちに大きく差が出ます。

(資料提供/ライオン株式会社)

選び方ひとつで、洋服の傷みを軽減できることや、汚れ落ちが変わってくる洗濯ネット。

お洋服を快適に、長く着るためにも、適切な洗濯ネットを選び、上手に活用していきましょう!

(高橋アメリ+どてらい堂)

<監修・資料提供>ライオン株式会社 お洗濯マイスター 大貫和泉