トランプ大統領が安倍首相にTHAAD配備を迫る日はそう遠くないかもしれない

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北朝鮮の核ミサイルに対抗するため、4月に在韓米軍が導入したTHAAD(サード・高高度迎撃ミサイルシステム)の費用負担をめぐり、アメリカと韓国がもめている。

当初は、THAADの用地購入代や道路などのインフラ整備費などは韓国が、THAAD本体の装備代はアメリカが負担する約束だった。ところが、ここでトランプ米大統領の横やりが。

「『韓国を守るためのミサイルなのに、なぜ、アメリカがカネを出すのか? 費用は韓国が支払うべきだ』と、トランプ大統領がいきなり10億ドル(約1110億円)の請求を突きつけてきたのです」(韓国紙在京特派員)

その後、米韓はすったもんだの“請求書”の押しつけ合いを展開。だが、トランプ大統領にとって、この横やりは序章にすぎないらしい。在京特派員が続ける。

「この“請求書”には2枚目があるんです。ただし、宛て先は韓国じゃない。日本です」

どういうこと?

「北朝鮮のミサイルは米軍基地のある日本にも照準が向けられている。そのため、アメリカは日本にもTHAAD配備を打診しているんです。そのため、今年1月には稲田朋美防衛相がグアムの米軍基地を訪問し、THAAD部隊を視察しています。日本導入は時間の問題でしょう」

しかも、その際の“請求書”の金額は韓国の4、5倍になる可能性もあるのだとか。

「韓国の国土面積は日本の4分の1。しかも日本は領海と排他的経済水域の合計では世界6位の広さを誇る海洋大国で、北方領土や先島諸島までカバーしようとすると、韓国の4、5倍の規模のTHAAD部隊を配備しないと、ミサイル防衛はできない。トランプ大統領は当然、THAAD配備に当たり、日本にも“請求書”を突きつけてくるはず。その金額は40億〜50億ドルになると予想しています」(防衛省担当記者)

日本は毎年、在日米軍に多額の思いやり予算を出している。2015年度は7250億円だった。請求を断ることはできないのか?

「難しいでしょう。安倍首相はトランプ大統領の言いなりですから」

北の脅威を口実に、日韓がトランプ大統領からむしり取られる日々が訪れそうだ。