車は猛スピードで走っているのに、足元のホイールはピタッと止まったまま……そんな映像がYouTubeにアップロードされています。

Wagon Wheel Effect Perfect! - YouTube

フランスと思われる街並みを走るBMWのSUV・X3。結構な勢いで走っていますが、車のホイールはビタッと動かないまま止まっています。



そのまま15秒ほど走り続けており、後半はジワ〜っと回るようすもありながらホイールはほとんど動かないままでした。でも、これはもちろん本当に動いていないわけではなく、映像のトリックを利用したもの。



このトリックは「ワゴンホイール効果」または「ストロボ効果」と呼ばれるもの。1秒間に決まった回数で映像を捉えているカメラのタイミングと、動いている物のタイミングが一致することで、まるで止まっているかのように見えてしまうという現象です。

同様の効果が、飛行機のプロペラを撮影した動画でよく見受けられます。以下のムービーは、ツポレフ社製の軍用機Tu-95MSの二重反転プロペラが止まっているように見えている様子。

RARE | Tupolev Tu-95MS Inflight | HD - YouTube

また、したたり落ちる水滴にストロボの光を当てることで、まるで空中にいくつもの水滴が浮いているように見せるトリックも。

Obscura Day at the MIT Edgerton Center - YouTube

今回の自動車の例もこの現象を利用した映像なわけですが、注目すべきは比較的長い時間にわたって静止させているところかも。これを実現するためには同じスピードをずっと維持しなければいけないのですが、撮影が行われた緩やかにアップダウンしている道路でスピードを保てたのは、車載のクルーズコントロール機能を使っているのか、それともドライバーが神がかった繊細な感覚でアクセルをコントロールしているのか……などと思わず考えてしまうムービーです。

ちなみに今回の自動車のムービーはGoPro HERO2を使って1080p@30fpsで撮影されているとのことです。