8日、韓国・中央日報によると、中国政府は、自国が主催する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」について議論するフォーラムに、北朝鮮の経済閣僚を正式招待したにもかかわらず、韓国からは閣僚級以上の政府代表を招待しなかった。資料写真。

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2017年5月8日、韓国・中央日報によると、中国政府は、自国が主催する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」について議論するフォーラムに、北朝鮮の経済閣僚を正式招待したにもかかわらず、韓国からは閣僚級以上の政府代表を招待しなかった。

今月14、15の両日に北京で開催される今回のフォーラムには、ロシアのプーチン大統領やトルコのエルドアン大統領ら海外28カ国の首脳が参加する予定。主要7カ国(G7)からの参加はイタリアのパオロ・ジェンティローニ首相のみとなる見通しだ。

北京の外交消息筋は「一帯一路フォーラムに、北朝鮮の金英才(キム・ヨンジェ)対外経済相が参加することになった」とし、「これは中国当局が北朝鮮政府に対して閣僚級を送るよう正式招待したことによるもの」と述べた。

一方、韓国に対しては現職の閣僚級以上の招待はなく、金章洙(キム・ジャンス)駐中大使など3人が出席するにするにとどまる見通しだ。在中韓国大使館の関係者は「中国当局は3月中に海外各国への招待状の発送を終えたが、韓国には招待状が来なかった」とし、「先月下旬、閣僚級以上の招待対象ではない国も駐中外交使節は開幕イベントに参加することができるとの趣旨を伝えてきた」と述べた。これにより韓国政府は、金大使に14日午前の開幕式と全体会議に出席するよう指示した。このほか、韓国文化交流財団のイ・シヨン理事長と韓国対外経済政策研究院の玄定沢(ヒョン・ジョンテク)院長が分科会に参加する予定だ。

日本からは、松村祥史経済産業副大臣、二階俊博自民党幹事長、榊原定征経団連会長が、米国からはトランプ大統領指名の駐中大使、テリー・ブランスタッド氏の子息エリック・ブランスタッド氏がホワイトハウス専任連絡官の資格で参加する予定だ。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「中華人民共和国だろう。人民共和国の国名にふさわしい行動を取れ」「中国のこの態度をみたら、中国は変わってないし変わる意思もなさそうだ」など、中国への批判の声が寄せられた。

その一方で、「韓国に力がないことが良く分かる」「別に気にならない。こんなフォーラム参加しなくても良い」とするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)