▽YBCルヴァンカップ2017グループB第5節のヴィッセル神戸vsヴァンフォーレ甲府が10日に行われ、2-1で神戸が勝利を収めた。

▽現在3戦3勝で首位を走る神戸は、サンフレッチェ広島との直近のリーグ戦では1-1で引き分けた。その試合から、先発を5人代えて、試合に臨む。

▽対する甲府は、2分け1敗とまだ勝利がなく、6位に位置している。その甲府は、無得点で引き分けに終わった直近のリーグ戦のジュビロ磐田戦から一挙10人を代えて、神戸戦に挑んだ。

▽試合の立ち上がりはお互い中盤で精彩を欠き、なかなかシュートまで持っていくことができない。だが、前半の半ばにかけて試合は徐々に熱を帯びてくる。

▽まずは首位の神戸が怒涛の攻撃を見せる。18分、右サイドを突破した藤谷のクロスに、小林が頭で合わせる。しかし、これは右ポストに直撃し、惜しくもゴールにはならなかった。直後の19分には、渡邉のスルーパスから橋本がシュートを狙うが、DFに阻まれる。さらに21分には、左CKから渡邉がヘディングシュートで狙うが得点には至らない。

▽しばらく神戸の流れが続いたが、それを耐え切った甲府も反撃に転じる。24分、スルーパスから堀米がシュートを放つと、これはDF岩波にブロックされる。しかし、これで得た右CKを、土屋が頭で合わせてネットを揺らす。劣勢かと思われていた甲府が、42歳のベテラン弾で先制点を奪った。

▽少ないチャンスをものにした甲府だったが、首位の神戸が黙ってはいなかった。前半終了間際の43分、藤谷が右サイドでDFをかわすと、ボックス内ニアに待っていた小林がクロスに合わせて同点に。攻め続けていた神戸がようやく得点に成功した。

▽同点に追いついた勢いそのままに、神戸はさらに攻勢に出る。54分と55分に立て続けに甲府ゴールを脅かすと、69分、ついに逆転に成功する。藤谷の浮き球のパスを田中が落とすと、中坂がダイレクトで狙う。田中に当たってコースが変化したシュートは、ゴールに吸い込まれるように入った。

▽その後も攻め続けた神戸は、追加点こそ奪えなかったが、甲府に反撃の隙を与えず。先制を許したものの、見事な逆転勝利を収め、開幕から4連勝を飾った。一方、逆転負けを喫した甲府は、これで2分け2敗。今大会初勝利とはならなかった。