インドネシア・アチェ州で、婚外交渉を持ったとしてむち打ち100回の刑を受ける男性(2016年11月28日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インドネシア・アチェ(Aceh)州の検察当局は10日、同性同士で性行為をし、シャリア(イスラム法)に違反したとされる男性2人を、むち打ち80回の刑に処すよう求めた。アチェ州はインドネシアで唯一シャリアが適用されているが、同性カップルにこのような処罰が求められるのは初めてのことだという。

 男性らは20代前半で、地元の自警団が3月に州都バンダアチェ(Banda Aceh)の寮に押し入った際、一緒にベッドにいたところを発見され、後に警察当局が2人を逮捕。男性らは恋愛関係にあり、性行為を3回したと認めたという。

 バンダアチェのシャリア法廷で行われた審理を終え、記者会見に臨んだ検察官は報道陣に対し、男性2人に対して同性同士で性行為をもった罪により、それぞれ80回のむち打ち刑に処すべきと述べた。審理は非公開で行われ、事件がデリケートな問題に関わるとして男性らの身元は明らかにされなかった。

 匿名を希望して取材に応じた一方の男性の父親は、事態が発覚するまで息子が同性愛者であるとは知らなかったと答えている。
【翻訳編集】AFPBB News