壮絶な打ち合いとなった一戦はFC東京が制し大宮を下す《YBCルヴァンカップ》

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▽10日、JリーグYBCルヴァンカップ グループA第5節のFC東京vs大宮アルディージャが味の素スタジアムで行われ、4-3でFC東京が勝利した。

▽3試合を終えて2勝1敗で3位につけるFC東京と、同じく3試合を終えて2分け1敗で6位の大宮の一戦。FC東京はU-20日本代表に選出されたFW久保をベンチに置き、ピーター・ウタカを1トップで起用。一方の大宮は、ドラガン・ムルジャ、ネイツ・ペチュニク、マテウスの助っ人3名を先発させ、ルヴァンカップ初勝利を目指す。

▽最初に決定機を作ったのは大宮。8分、ゴール正面でFKを獲得すると、やや離れた位置からのFKをネイツ・ペチュニクが直接狙うも、シュートは壁に吸収されてしまう。

▽13分には大宮のミスからFC東京が決定機を迎える。大宮GK加藤がボックスを出てパスを出すも、ピーター・ウタカがカット。阿部からのパスを受けたピーター・ウタカがループシュートを狙うも、クロスバーを直撃。跳ね返りを中島が狙うも、シュートは大きく枠を越えていく。

▽攻め込むFC東京は14分、パスワークで崩すと、ボックス手前でこぼれ球を拾ったピーター・ウタカがボックス内に侵入。そのままシュートを放つも、GK加藤が汚名返上のビッグセーブで得点を許さない。

▽押し込まれていた大宮は18分、GK加藤からのロングフィードをネイツ・ペチュニクが競ると、こぼれ球をボックス手前で拾ったマテウスがループシュート。しかし、シュートは枠を越えていく。

▽一進一退の攻防が続くなか21分に大宮が先制する。ディフェンスラインの裏に抜けたドラガン・ムルジャがボックス内でGK大久保択に倒されPKを獲得。これを自らしっかりと決め、大宮が先制に成功する。

▽先制を許したFC東京だったが25分、左CKからゴールを奪う。中島がクロスを上げると、ボックス中央でピーター・ウタカがヘッドで叩き込み、FC東京が同点に追いつく。

▽点を取り合った両チームだったが32分、大宮が右CKを得ると大前がクロス。これをニアサイドでマテウスが頭で合わせ、大宮が勝ち越しに成功する。

▽またしてもリードを許したFC東京だったが35分、浮き球のボールを競り合うと、ルーズボールに。これを阿部と大屋が競り合うと、大屋がクリアしたボールがきれいにネットを揺らしてしまい、大宮のオウンゴールでFC東京が同点に追いつく。

▽追いついたFC東京は39分、ピーター・ウタカがヘディングで流したボールを阿部が受けると、カバーに入った奥井がブロック。しかし、こぼれ球を拾った阿部が落ち着いて横にパス。フリーの中島が無人のゴールへ蹴り込み、FC東京が逆転に成功する。

▽前半で5得点が生まれた試合は、後半もゴールが生まれる。61分、ボックス右でFC東京がFKを獲得。中島のクロスをフリーの森重がドンピシャで合わせて、FC東京がリードを2点に広げる。

▽勢いに乗るFC東京は67分、ボックス手前で細かくパスを繋ぐと、中島がボックス手前でシュート。枠を捉えるも、GK加藤が好反応でしっかりとセーブする。

▽その後は大宮も攻勢に出るが、FC東京が押し込む時間帯が続く。すると81分、ユ・インスに代えて久保が登場。スタジアムが沸く。

▽FC東京は中島を中心に大宮ゴールを目指すが得点は奪えず。すると91分、森重がボックス内でハンドを犯し大宮がPKを獲得。これを途中出場の播戸が右にしっかりと決め、大宮が土壇場で1点を返す。しかし、その後は決定機が訪れず試合終了。打ち合いとなった一戦は、FC東京が4-3で逃げ切った。なお、敗れた大宮はグループステージでの敗退が決定した。