故2パックの公認ドキュメンタリー映画が製作へ、監督は『それでも夜は明ける』のS・マックイーン

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 映画『それでも夜は明ける』で知られるスティーヴ・マックイーンが故2パック(トゥパック・シャクール)のドキュメンタリー映画を監督することが分かった。

 2パックの遺産管理人のトム・ワーリー(Tom Whalley)と、母親のアフェニ・シャクールが息子の遺作をリリースする為に設立した会社<アマル・エンターテインメント>が、ナイジェル・シンクレアのホワイト・ホース・ピクチャーズとジェイソン・ジャクソンが共同で公認ドキュメンタリーを製作することを声明で発表した。

 監督を務めるマックイーンは、「この伝説のアーティストの人生と彼が生きた時代を詳しく探れることに大変感激し、興奮している。私は1993年にニューヨーク大学のフィルム・スクールに通っていて、その頃展開していたヒップホップ界や、自分と2パックの世界が共通の友人を通じて少しだけ重なっていたことも覚えている。2パックほど明るく輝いていた者はまれだった。彼の家族と親密に作業しながら、この才能溢れる男性のありのままの物語を紡ぐことを楽しみにしている」とコメントしている。

 伝説的なウェスト・コースト・ヒップホップ・アーティスト、俳優、詩人、そして活動家だった2パックは世界中で合計7,500万枚以上のレコード・セールスを記録した。しかし名声が高まるにつれ、投獄や物議をかもした<デス・ロウ・レコード>時代など、彼の周りには争いと暴力が付きまとうようになった。1996年9月にラスベガスで凶弾に倒れ、25歳の若さでこの世を去った彼は、2017年4月7日に【ロックの殿堂】入りを果たした。

 生きていれば今年で46歳になっていた2パックの人生を描いた伝記映画が目白押しだ。6月には数多くのミュージック・ビデオを手がけているベニー・ブーム監督による『オール・アイズ・オン・ミー』が全米で公開される。また、2パックとノトーリアス・B.I.G.の殺人事件の捜査に当たった実在のロサンゼルスの捜査官役にジョニー・デップが扮する『ラビリンス(原題)』も製作が決まっている。