Doctors Me(ドクターズミー)- 習い事をさせるなら3歳から?家庭で出来る5つの育脳法

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子どもたちの脳は日々発達し成長を遂げていきます。「育脳」という言葉があるように、子どもたちにはそれぞれの年齢にあったベストな育児をしたいもの。専門医に子どもの脳の構造と、おすすめの育脳法を伺いました。

子どもの年齢別の脳の状態は?


人間の脳細胞は基本的に生まれてから増えることはないとされています。

神経細胞同士を繋ぎ、回路を作成するためのシナプスは、生まれてからの特に3年間で急速に増加し、その後も訓練次第で増加し続けると言われています。

3歳以降は、必要のないシナプスは整理縮小していきます。

0歳の時

赤ちゃんは五感も未発達な状態で生まれてきます。嗅覚、触覚、聴覚は比較的発達しています。視覚は生後2~3か月ごろから、特に赤・黒などコントラストのはっきりしたものや縞模様を目で追うようになります。

6カ月頃

人見知りが始まり、これは母親など自分になじみのある人とそれ以外を見分けられるようになったことを意味しています。8カ月頃になると名前を呼ぶと振り向くようになります。

9〜11カ月頃

9カ月ごろには母親の後追いをしはじめ、10カ月には大人の行動の真似をします。11カ月には「ちょうだい」など簡単な指示を理解します。

1歳

発語があったり、道具を使う真似ができます。1歳以降はごっこ遊びができたり、 鉛筆で殴り書きができます。こうしたい・これはイヤという自我が目覚めます。

2歳

自我が増し、イヤイヤ期と呼ばれる反抗期が始まります。2語文を話すようになります。徐々に手先が器用になり、座って鉛筆を持って線を書いたりということができるようになります。

3歳以降

会話が可能になり、「なぜ、どうして」という問いかけが出てきます。友達と一緒に遊ぶことが可能になります。

子どもの習い事は何歳からがベスト?


特に医学的に決まった答えはありません。

早期に習い事をする場合は、ごく短時間であるか、母親も一緒にレッスンを受けるような形になるでしょうが、習い事に通うことで生活リズムができたり、母親同士が交流したりリフレッシュできるという利点があるかもしれません。

2歳頃

母親と引き離されて何かを集団で習うということは難しいでしょう。

3歳頃

子どもだけで座って先生の話を聞き、指示に従うことができるようになってきます。歌舞伎やバレエなど古くから早期教育を行ってきた分野でも、3歳ごろから習わせ始めることが多いようです。

子どもの育脳のために、選ぶと良い習い事は?


五感を刺激し、手や体を使えるようなものがよいでしょう。音楽を聴いて体を動かすリトミックや体操、水の中でリラックスできるベビースイミングなどが人気です。

ゼロ歳からでも取り組めるという意味で、英語など外国語もよいでしょう。

子どもの脳に良い栄養素は?


脳や神経の細胞膜の成分(不飽和脂肪酸)


■ 主な成分
・DHA
・EPA
・リノール酸
・リノレン酸
■ 多く含まれる食材
・青魚の脂
・エゴマ油
・亜麻仁油
・卵黄
・大豆製品など

ブドウ糖をエネルギーに変える成分


■ 主な成分
・ビタミンB1
■ 多く含まれる食材
・豚肉
・大豆
・レバー

子どもに悪影響な育脳方法 とは?


子どもが嫌がるのに無理やり何かをやらせたり、楽しく遊んでいるところを邪魔してこちらのやらせたい課題を押し付けると逆効果になりかねません。子ども自身の興味を大事にするようにしましょう。

家庭で出来る簡単な育脳方法5つ


手先を使う

箸を持つ、はさみを使う、豆粒や米粒をつまんで皿から皿に移し替える、などがあります。普段の食事で手づかみをすることも訓練の一つです。

お手伝い

「パパに新聞を持って行って」など、指示を聞いてその通りする練習になります。プチトマトのへたを取る、レタスを裂く、ハンバーグのたねを混ぜるなどの調理手伝いも楽しく取り組めます。

お絵かき

手を動かす、ものを観察して書く、過去に見たものや体験したことを思い出して書く、想像して書くなどの要素があり、年齢に応じて行うことができます。

着替え・身支度

服の種類を覚える、着る順番や前後ろ・裏表を考える、ボタンかけ・ファスナー止めなどがあり、できるところからやらせてみましょう。

散歩

家の外のいろいろなものを見て、触って、名前を覚えるという体験ができます。

最後に医師から一言


子どもの言動に対して大人が反応し、愛情のあるやり取りをすることが子どもの脳を育てます。

(監修:Doctors Me 医師)