ApppleのWWDC 2017は6月5日から9日にかけて行われ、新製品が発表されるキーノートは、現地時間で6月5日の午前10時、日本時間で6月6日(火)の午前2時からスタートすることが分かっています。新型iPhone(iPhone 8)の発表はWWDCより後になる見込みですが、さまざまなウワサが飛び交う中、早くも「iPhone 8の発表時に入手できる端末はごくわずか」とアナリストが予想しています。

Severe Supply Shortages Again Rumored for iPhone 8 Due to Production Difficulties - Mac Rumors

https://www.macrumors.com/2017/05/09/iphone-8-supply-shortages-again-rumored/



KGI証券のアナリスト・Ming-Chi Kuo氏によると、最悪のシナリオでは新型iPhone(iPhone 8)発送が、例年より数カ月遅い10月〜11月にずれ込むことが予想されています。これは有機ELディスプレイを使ったiPhone 8の製造が順調に進んでいないためだとのこと。例年通りであればiPhone 8は9月のイベントで発表される見込みですが、発表後すぐに販売される端末はごくわずかになり、一般的には発送までに最大2カ月ほどのブランクが空いてしまうようです。

iPhoneの出荷が遅れるのは今回が初めてというわけではなく、昨年のiPhone 7 Plusも同様に出荷が遅れていましたが、iPhone 8の遅れはこれを上回る規模になる予想となっています。2017年中に発送される台数も例年より数十万台少ない8000万台〜9000万台になる見通しがあり、すべて予想通りであればiPhone 8は慢性的な品薄状態に陥る可能性もあります。ただしKuo氏はこれらの予想を断言しているわけではなく、ウワサの「3Dセンサー」「Touch IDの排除」が実現するかどうかや、市場競争との兼ね合いがどうなるかによって変化すると予想しています。

これまでのウワサではTouch IDの指紋認証センサーは有機ELのディスプレイ下に埋め込まれるか、背面に設置されると考えられています。フロントカメラに3Dセンサーが搭載されれば、Touch IDの代わりに虹彩認証や顔認証などの新しい生体認証システムが採用される可能性もあります。さらにベゼルのない有機ELディスプレイ、ガラス製の本体など、iPhoneの大規模なデザイン変更が加えられると見られているため、これらが製造に遅れを生じさせる要因になり得るのかも。また、9月のiPhone 8の発表自体も遅れる可能性も指摘されています。