青瓦台(大統領府)での会見で記者の質問に答える李氏=10日、ソウル(聯合ニュース)

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◇文大統領 初代首相候補ら指名
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、新政権の首相候補に李洛淵(イ・ナクヨン)全羅南道知事(64)、情報機関・国家情報院(国情院)の院長(閣僚級)候補に徐薫(ソ・フン)元国情院第3次長(62)をそれぞれ指名した。あわせて、大統領秘書室長(閣僚級)には任鍾ソク(イム・ジョンソク)元国会議員(50)、大統領警護室長(閣僚級)にはチュ・ヨンフン元大統領警護室安全本部長(61)をそれぞれ任命した。李氏は全羅南道出身。日刊紙・東亜日報の元記者で、2000年に国会議員に初当選し、4期を務めた。02年には大統領選で勝利した盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏の報道官に起用された。14年の統一地方選で全羅南道知事に当選した。記者時代には東京特派員を、国会議員時代には超党派の韓日議員連盟の副会長兼幹事長や首席副会長を務め、知日派としても知られる。

◇「皆の大統領になる」 文氏が国会で就任宣誓
文在寅大統領は10日、国会本会議場前の中央ホールで就任の宣誓を行い、任期5年の第19代大統領に公式に就任した。就任宣誓では、「私の頭の中は統合と共存の新しい世の中を切り開く青写真でいっぱい。謙虚な心で第19代大統領として責任と役割を果たすことを誓う」と述べた。また「支持しない方も国民」とし、「皆の大統領になる」と強調。青瓦台(大統領府)からソウル都心の光化門広場に出て積極的に国民と対話する考えを示し、「対話し、疎通する光化門時代の大統領になる」と力を込めた。

◇異例の人事 大統領府民政首席秘書官に法学者内定
新政権の初代青瓦台民政首席秘書官に、法学者のチョ国(チョ・グク)ソウル大法学専門大学院教授(52)が内定したことが分かった。大統領の親戚や公務員規律の管理、人事の検証などを担う民政首席秘書官に元検事以外が起用されるのは極めて異例。李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)政権の約9年間の民政首席秘書官は全て元検事だった。権力機関を政治から完全に独立させるという文氏の意志の表れであると同時に、検察改革に期待を寄せる世論を踏まえた人事との見方が出ている。

◇セウォル号の船内捜索で骨見つかる 人骨?
南西部・全羅南道の木浦新港に陸揚げされた旅客船セウォル号の船内捜索で、人間のものと推定される骨が見つかった。セウォル号の現場収拾本部が10日、伝えた。5日には沈没海域の海底捜索で人骨と推定される骨が見つかっているが、船内での発見は初めて。

◇統一部「核実験は愚かな行為」 北朝鮮大使発言に
韓国統一部の李徳行(イ・ドクヘン)報道官は10日の定例会見で、「北が今のような時期に核実験を行うのは非常に愚かな行為だ」と指摘した。北朝鮮のチェ・イル駐英大使が英スカイニューズ・テレビとのインタビューで金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の決定によりいつでも核実験を強行し得ると語ったことに関する質問に答えた。さらに李氏は「文在寅大統領は大統領選の選挙運動の過程でも、北が核実験を強行した場合は南北間対話など全てのことが進まなくなると強く警告した」と述べた。