9日、中国山東省威海市内のトンネルで、韓国国際学校付属の幼稚園に通う園児らを乗せた送迎バスから出火し、韓国と中国籍の園児合わせて11人と運転手1人が死亡した事故で、事故発生時の周辺車両の薄情な行動に非難の声が相次いでいる。資料写真。

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2017年5月9日、中国山東省威海市内のトンネルで、韓国国際学校付属の幼稚園に通う園児らを乗せた送迎バスから出火し、韓国と中国籍の園児合わせて11人と運転手1人が死亡した事故で、事故発生時の周辺車両の薄情な行動に非難の声が相次いでいる。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

この事故について、中国現地メディアは威海市の発表を基に死亡した園児のうち韓国籍は5人、中国籍は6人と伝えているが、駐中韓国大使館は、二重国籍を含めて韓国人の死亡者は10人とみられると明らかにしている。

中国・鳳凰網は、「インターネットで流れている事故映像を見ると、トンネル内に煙が立ち込め、バスから出火しているのが見えているのに、周辺車両は停止することなく通過していった」「トンネルの出入り口では煙がもくもくと出ているのにもかかわらず、多くの消防車がただ止まっていた」と非難。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)にも、「通り過ぎるどころか、写真を撮ってアップする人もいた」など非難コメントが寄せられているという。

事故発生を受け、山東省政府は副省長を中心に調査団を結成して事態の収拾に乗り出しているが、火災の影響で遺体はひどく損傷しており、身元確認には時間を要するとみられている。

この報道に、韓国ネットユーザーからも「目の前で人が死んでいっているのに…」「初めは火が強すぎてどうしようもないのかと思ったけど、発生からしばらくたっても、誰一人として救助しなかったのはあり得ない」「釜山(プサン)で起こった幼稚園バスの事故で率先して助けに出た市民たちとはあまりにも違う。残念」「韓国人なら命を懸けて助けただろう」など、周辺車両への非難が続々と寄せられている。

その他、「大切な大切な子どもたちなのに」「まだ幼いのにかわいそう」と幼い園児の死を悼むコメントや、「中国は自分では強国だと勘違いしてるようだけど、意識レベルは未開だね」「この民族性では絶対に先進国にはなれない」「そもそも、中国が有識国なら自国を大国とは言わないだろう」と中国への批判も多くみられた。(翻訳・編集/松村)