「フリースタイルダンジョン」審査員LiLy「確かにうっせぇ」

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『フリースタイルダンジョン』3rd SeasonのRec6-2。
チャレンジャーがモンスターに挑戦して勝ち抜けば賞金100万円の即興のラップバトル番組。
即興で、韻を踏みながら、言葉とリズムを相手にぶつける8小節3ターンの勝負だ。
3本勝負、2本先取で勝利。
ただし、判定が全員一致するとクリティカルとなり即勝利確定である。


今回のチャレンジャーは、チーム92。
1992年生まれの24歳の3人。
BALA a.k.a. SHIBAKEN
SHIN
aoringo

BATTLE 1on1は、チャレンジャーBALA a.k.a. SHIBAKEN VS 隠れモンスターDARTHREIDER。
Round1。
「時間を大切にしろ
1人1人の関係を大切にしろ」
良き先生の訓辞みたいなフレーズからスタートして、
「ちゃんとアンサー返せるのかな?」と挑発する。
だが、
SHIBAKENは、
「笑わせんなDARTHREIDER 俺はここでかます革命家」
と、アンサーを返すというより無視するスタイル。

DARTHREIDERは、
「もう1回聞かせてくれ HIPHOPとは何ぞや ちゃんと答えてみろよ」
と重ねて聞く。
SHIBAKENは、だがまた無視。問に答えない。
「そんな格好するんだったら、やめて、やれセールスマン」とディスる。
DARTHREIDERにとっては、返してないことをディスるチャンスだと思うのだが、そこはスルーしてしまう。
「この格好のセールスマン? 藤子不二雄A「黒ィせぇるすまん」 ドーン!お前の負けだ」
と「セールスマン」の言葉を受けて返す。
正直、ちょっと、「そこなの!?」という感じもあって、全体に噛み合ってない印象。
ジャッジは、モンスター2、チャレンジャー3で、チャレンジャーの勝利。

「「黒ィせぇるすまん」って言ったのが「笑ゥせぇるすまん」の前の短編のやつだったんですよね」
と、ついつい解説するDARTHREIDER、藤子不二雄だい好きすぎるのかッ。
そう、『笑ゥせぇるすまん』は、もともと『黒ィせぇるすまん』のタイトルで、アニメ化するときに改題されたのである。

「スキを見せるとすぐ喋ってくるから、これ、困りまさぁね」とZEEBRAさんの愛あるツッコミがあってROUND2。

SHIBAKENが
「伝わってないとか それ自分のせい 空いた時間で言い訳すんのやめてくんねぇ」
と、さっそくディスる。
DARTHREIDERが、
「俺の背中を見て、お前はさらにデカい世界がわかることになるからさ」
と言ったのに対して、
「お前の背中 別に見てないけど 選ばすお前は俺に」
とSHIBAKENが返してるあいだに
DARTHREIDERがくるっと向きを変えて、彼に背中をしっかりと見せる。
ちょっと言葉を失うSHIBAKEN。
だがすぐに
「背中わかった じゃあ今見てみたけど別に大した事ねぇ背中だった余裕で追い越せそう」
と猛スピードでかます。

猛烈暴れん坊っぷりを発揮したチャレンジャーが、クリティカルで勝利。

審査委員のLiLyさんが
「ダースさんの先生っぽい細かい所がけっこうこざかしい」
「1本目と2本目のバトルで同じ先生スタイル一貫だったので、確かにうっせぇ」
「BALAさんが格好良く圧勝」
と、けっこうなディスりっぷりであった。

2ND BATTLEは2on2。
SHINとaoringo 対 DOTAMA×T-PABLOW。
SHINとaoringは、
「お前のライムは認めるが 落としどころ 悪すぎて気づかれない」
「確かにPablowくん韻とフロウ ヤバいけど 韻踏んだ後 ドヤ顔はやめろよ」
と T-PABLOWをリスペクトしてる感じがにじみ出てくる。
すかさず逃さず
「だから君の相方がPablowくんヤバいって言っちゃってるから
認めちゃってるから「落としどころがわからない」って言ってるけど
コイツ語尾伸ばしてるだけじゃなーい」
と、相手のやったことを的確にディスるのがいつも上手いDOTAMAさん。
T-Pablowもラストに向けてぐいぐい盛り上げる。
モンスターの貫禄勝ちであった。
(テキスト/米光一成 イラスト/小西りえこ