(写真=文在寅公式HPより)

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昨日5月9日に行われた韓国の大統領選挙で、「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)が得票率41.1%(得票数1342万3800票)で勝利し、9年ぶりに政権交代を成し遂げた。

選挙前から支持率でトップを走り、当選が有力視されていただけに、SNSでは芸能人をはじめ多くの韓国人が文在寅の当選確定に喜びの声をあげている。

一番の決め手は人柄

韓国人は文在寅に何を求めているのか? その答えについては、KBS・MBC・SBSが共同で行った深層出口調査の結果が参考になるだろう。

出口調査で「文在寅に票を入れた」と答えた人のうち29.9%は、その理由について「腐敗・非理を清算できる人物と見込んで」と回答。そして「国民統合のため」(23.9%)、「道徳性と清廉さを見込んで」(17.3%)、「経済成長に期待」(14.5%)、「安保・外交」(8.6%)が続いた。

ちなみに全有権者のうち20〜50代が候補選択において最も優先したことも「腐敗・非理を清算できる人物かどうか」である。

次期政府の最優先課題は

文在寅に投票した人の92.5%は「朴槿恵元大統領の弾劾に賛成した」と答えており、昨年10月に韓国を騒がせた崔順実ゲート事件が少なからず影響していることがわかった。

ただ、次期政府の最優先課題として指摘したのは「経済活性化と職場創出」が51.9%で最も多く、その次に「政治改革」(14.6%)、「社会福祉」(13.2%)、「強大国との外交」(9.4%)、「北朝鮮の核問題・南北関係改善」(8.4%)が並ぶ。

そして望ましい国政の方向性については「積弊の清算」が54.1%、「国民統合」が44%。最も優先的に改革すべきところは「国会」(45.5%)、「検察」(27.2%)「財閥」(11.4%)などが挙げられた。

いずれにせよ、国民から「清廉潔白な大統領」として期待を集めている韓国の新大統領。重大な責任を背負って、今日から長い道のりを歩み出す。

(文=S-KOREA編集部 李 ハナ)