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 どんなに周囲は気にかけているつもりでも、妊娠中は不安で孤独なものです。そんな妊婦の気持ちと向きあうなかで企画されたキャンペーンに、「この手があったか」とうならされました。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。

●キャンペーン概要

 時期:2017年
 国名:スウェーデン
 企業/ブランド:Libero
 業種:日用品

■夫は胎動を感じた!妻のモヤモヤは解消した!

 多くの妊婦が抱える悩み、それは「夫がお腹の中の赤ちゃんをあまり気にかけてくれない」ということ。

 そんな妊婦の悩みを解決しようと、スウェーデンの大手おむつメーカー「Libero」が、ある画期的なアイテムを開発しました。

 同社が開発したのは、胎児の動きをリアルタイムで教えてくれるブレスレット「BabyBazz」。

 お腹を蹴るなど胎児が動く度に妊婦のブレスレットから夫のブレスレットに“その情報”が送信されてブレスレットが振動。いつどこにいても夫が胎児の存在を身近に感じることができるというわけです。

 まず試験的に数組の夫婦にプロトタイプを配布。使用の様子をYouTubeでレポートしてもらいました。

 また、妊娠中の人気ブロガーにも体験レポートを依頼。様々なメディアに取り上げられた他、試験期間が終わる頃には大勢の妊婦から厚い支持が寄せられ、大きな話題となりました。

 本企画は合計で8,200万リーチを記録し、3,900万SEK(約4億7,000万円)相当のメディア露出を果たしました。

 このブレスレットは店頭での販売は行われず、同社が運営する子育てオンライン掲示板「Libero Club」の会員を対象に無料でプレゼントするとのこと。

 ターゲットである妊婦の気持ちに寄り添い、ブランドの温かみが伝わる画期的なプロモーションアイテムでした。

●動画はこちら

Libero Baby Buzz from Volontaire on Vimeo.

●先週の紹介キャンペーン

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 記事転載元:AdGang

山田 健介(株式会社PR TIMES)[著]