支持者の前で手を上げる文氏=9日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選は9日に投開票が行われ、進歩(革新)系最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補(64)の当選が確実となった。

 中央選挙管理委員会の中間集計によると、この日午後10時50分現在、得票率は文候補が38.4%(196万9956票)、朴槿恵(パク・クネ)政権の与党セヌリ党だった保守系「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補が27.8%(142万7687票)、中道系「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補が21.2%(108万8288票)。
 洪氏と安氏は事実上の敗北宣言を行った。
 地上波3社(KBS、MBC、SBS)がこの日午後8時の投票終了と同時に発表した合同出口調査の結果によると、文氏が41.4%でトップとなり、洪氏(23.3%)、安氏(21.8%)らを大きくリードした。
 文氏が当選すれば、革新系への9年2カ月ぶりの政権交代となる。
 朴前大統領の罷免に伴って当初予定の12月から大幅に前倒し実施された大統領選での文氏の勝利は、与党に対する「民心離れ」と政権交代を求める国民の熱望が反映された結果と分析される。
 特に大統領選の結果を左右する中道派が国政介入事件の責任がある保守政党に背を向けた上、保守層もまた保守系の自由韓国党と正しい政党に分裂したことも文氏が勝利する要因として作用したとみられる。
 文氏は出口調査結果が発表された後、国会議員会館を訪れ、「きょうが新しい韓国の扉を開く日になると期待している」と述べ、事実上の勝利宣言を行った。
csi@yna.co.kr