Appleが、インドでiPhone5sをオンライン限定の低価格モデルとして販売する、とインドメディアGadgetsNowが報じています。

iPhone5sでSamsungや中国系メーカーと勝負

Appleは、6月にインド国内でiPhoneの生産を開始し、年内にはオンライン販売を開始すると報じられていました。これまで、オンライン販売されるのは2016年春に発売されたiPhone SEが有力視されていました。
 
価格に敏感なインドの消費者を取り込みたいAppleは、2013年に発売されたiPhone5sを約15,000ルピー(約26,000円)でオンライン限定モデルとして販売し、低価格モデルを武器に持つSamsungや中国系メーカーに独占されているミッドレンジ市場の攻略を目指します。
 
なお、Appleはインド国内ではiPhoneシリーズの半分強をオンライン販売する計画と言われており、これは業界平均の3割程度と比べてかなり高い比率となります。
 
一方、実店舗ではiPhone SEが最廉価モデルとなり、価格は約20,000ルピー(約35,000円)となると報じられています。

整備済み中古品の販売計画は政府が難色

Appleは当初、整備済みの中古品を低価格で販売したいと考えていましたが、海外から中古品が流入することを嫌うインド政府の承認が得られず、iPhone5sを低価格モデルとして活用することを決めた模様です。
 
インドで現在、約18,000ルピー(約3万円)で販売されているiPhone5sは、インド国内で販売されるiPhoneシリーズの20%を占め、一定の人気を獲得しています。
 
iPhone5sの価格を約2割引き下げることで、中国に続く成長市場であるインドでiPhoneユーザーを増やす戦略が当たるか、注目が集まります。
 
 
Source:GadgetsNow
(hato)