米ニューヨークで行われた夕食会でスピーチするドナルド・トランプ大統領(2017年5月4日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米カリフォルニア(California)州で8日、迫害から逃れて米国に不法入国し、約20年にわたり生活していたインド人の男性(46)が、強制送還命令に対する申し立てが認められず連邦当局に身柄を拘束されたことが分かった。

 インド北東部パンジャブ(Punjab)州出身のグルムク・シン(Gurmukh Singh)さんは、1998年にメキシコから米国に不法入国し、自身がシーク教徒で宗教的な迫害を受けているとして難民申請をした。しかしシンさんの家族や弁護士によると適切な手続きを踏んでおらず、強制送還命令が出されていたという。

 タクシー運転手のシンさんは2010年に米国の市民権を持つ女性と結婚し2人の子どもをもうけた。そして2012年に居住ビザを申請したところ、強制送還命令が出ていたことが明らかになり、約5か月にわたり身柄を拘束された。だが、人権活動家らが保釈金を払ったためシンさんは自由の身となり、以来申し立ての検討が行われていた。

 シンさんの娘(18)は、父親には犯罪歴もなく、税金もいつも払い、「普通の生活を送って家族を養おう」としてきたと訴えている。

 米国では、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領によって、不法移民の取り締まりが強化されている。
【翻訳編集】AFPBB News