【得点】川崎=ハイネル(28分)、谷口(45分)、長谷川(49分)、奈良(53分) イースタンSC=なし
【警告】川崎=なし イースタンSC=ロバート(22分)、バイ・フー(90+2分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ハイネル(川崎)

写真拡大 (全3枚)

[ACLグループステージ最終節]川崎 4-0 イースタンSC/5月9日/等々力

【チーム採点・寸評】
川崎 6.5
 決勝トーナメント進出には勝点3が欲しいなか、序盤から相手を押し込んだ。腰痛から復帰した中村を中心に持ち前のパス回しでチャンスを作ると、28分にはハイネルがヘッドで先制点をマーク。前半終了間際にはCKから谷口がヘッドで追加点を決めて、理想的な展開で試合を折り返した。
 
 後半は長谷川、奈良もゴールを奪い、早い時間で試合の大勢を決めた。56分には開幕戦以来の復帰となる家長をピッチへ送る余裕も見せ、4-0と快勝。他会場で行なわれた広州と水原の一戦は2-2のドローに終わり、1位での決勝トーナメント進出を決めた。一時は敗退の危機にも瀕しただけに、満足のできるグループステージの結末となった。
 
【採点・寸評】 
GK
1 チョン・ソンリョン 6
相手の拙攻もあり、ピンチらしいピンチはなし。時折、クロスを入れられても冷静にセーブした。
 
DF
3 奈良竜樹 6.5
素早い寄せで相手のカウンターを未然に防いだ。ロングボールに対しても競り負けることはなかった。53分にはCKからチーム4点目を決めた。
 
7 車屋紳太郎 6.5
果敢にオーバーラップを繰り返し、ハイネルの先制点をアシスト。その後も長谷川、中村と連係して左サイドを崩しにかかった。
 
5 谷口彰悟 6.5
1分に迎えたCKからのチャンスは仕留め切れずも、45分の“2度目”は打点の高いヘッドでネットを揺らした。チームに落ち着きをもたらす貴重な追加点だった。
 
6 田坂祐介 6
序盤から高い位置をキープ。周囲と呼吸が合わないシーンもあったが、相手の裏を狙い続け、守備でも粘り強く守った。

【川崎 4-0 イースタンSC PHOTO】4ゴールで勝ち、グループリーグ首位通過!
MF
10 大島僚太 7
4日前の新潟戦で復帰を果たすと、この日も中盤で躍動。彼がいると、やはり川崎のサッカーは“らしさ”を取り戻す。シンプルかつ正確なパスで攻撃を操り、好機の山を築いた。
 
14 中村憲剛 7(77分 OUT)
腰痛を患い、出場が心配されたが、見事なパフォーマンスを披露。トップ下ながら自由に左右に動き、周囲にボールを配給した。45分と53分にはCKから谷口と奈良のゴールをアシスト。力強くチームを牽引した。
  
21 エドゥアルド・ネット 5.5
大島ともにチームをコントロール。鋭い縦パスを何度も狙った。ただ、もう少し精度を高めたかった。
 
11 小林 悠 5.5(20分 OUT)
試合開始直後に足を抱えてうずくまると、数分後には相手との接触で再びピッチに倒れ込んだ。その後は右足を気にしながらプレーを続けるも、20分に無念の交代となった。
 
MAN OF THE MATCH
22 ハイネル 7
相手GKが判断ミスをしたとはいえ、抜けてきたクロスを頭で上手く合わせて先制点を決めた。パスと高速ドリブルで攻撃に推進力をもたらした点は高く評価できる。そして49分には右サイドをぶち抜き、長谷川のゴールも演出した。
FW
8 阿部浩之 6(57分OUT)
1トップとして奮闘。的確なポストプレーで、味方の攻め上がりを促した。もっとも前半に迎えた2度のチャンスはどちらかモノにしたかった。57分にはお役御免で交代となった。

交代出場
MF
16 長谷川竜也 6.5(20分IN)
小林の負傷を受けて、前半のうちにピッチへ。左サイドでの車屋とのコンビネーションは良好で、チャンスを演出した。49分にはチームの3点目をゲット。PK奪取かと思わせるシーンもあった。
 
MF
41 家長昭博 5.5(57分IN)
開幕戦の大宮戦以来の出場。その復帰にスタジアムは大いに盛り上がったが、コンディションはまだまだ。77分にはハイネルのパスに抜け出すも、シュートは大きく枠を外れた。今後に期待したい。
 
DF
17 武岡優斗 -(77分 IN)
4点リードのなか、右SBに入る。守備のバランスを取るだけでなく、何度も前に出てパス回しに参加した。

監督
鬼木 達 6.5
小林が前半早々に負傷するアクシデントにも動じず、快勝へとつなげた。後半には戦列に戻った家長、武岡を起用。今後の戦いへの布石も打った。

取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。