2016年のリオ五輪で、試合前に国歌を歌う女子バスケットボールの中国代表(2016年8月10日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】中国政府は、国歌の扱いに関する規制を強化し、演奏する場所や方法を規定する法律作りを進めている。同国ではすでに私的なパーティーや結婚式、葬儀で国歌を斉唱することは規制されている。

 国営新華社(Xinhua)通信は9日、中国の国歌「義勇軍行進曲(March of the Volunteers)」が「全体的に敬意を欠き、大事にされていない」という懸念のため、法案作りが進められていると報道。「法的な制約が欠如しているため、国歌が軽く扱われ、不作法な態度で歌われている」と伝えている。

 中国では国旗や国章の扱いを定めた法律があるが、国歌については、広告目的での利用が禁止されている以外、法律では規定されていない。

 草案では、演奏される国歌のテンポや、演奏される状況や雰囲気が定められる予定で、国歌の演奏は公式の外交行事、主要なスポーツイベント、国際的な会合のみに限られ、「私的な娯楽」においては認められないという。
【翻訳編集】AFPBB News