フランス首都パリで、新大統領に選出されたエマニュエル・マクロン氏がルーブル美術館前で開いた勝利集会の様子。壇上でフランス国歌を斉唱するマクロン夫妻(中央)と、その背後に野球帽をかぶって写り込んだモルガン・シモンさん(2017年5月7日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランスで7日、次期大統領に選出されたエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)氏が、首都パリ(Paris)のルーブル美術館(Louvre Museum)前で勝利集会を行った際、ソーシャルメディア上であるうわさが持ち上がった。マクロン氏の背後に立つ、がっしりとした体格で顔にはひげを蓄え、野球帽に紫色のトレーナーといういでたちのあの男性は一体誰──?

 謎は程なく解けた。同国西部ブルターニュ(Brittany)出身で、ピザ店を営むモルガン・シモン(Morgan Simon)さん(31)であることが判明した。

 大柄でカジュアルなスタイルだったシモンさんは、スマートなルックのマクロン氏と、高級ブランド「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」に身を包んだ妻ブリジット(Brigitte Trogneux)さん(64)との対比で人々の目を引いた。

 シモンさんは8日、大衆紙パリジャン(Le Parisien)に対し、どのような経緯でステージに上がることになったのか、当時の状況を説明した。

 シモンさんは、マクロン氏が昨年4月に立ち上げ、現在では25万人を超える政治運動「前進(En Marche)」の支援者の一人で、これまで家々を回っては、マクロン氏支持を呼び掛けてきた。

 シモンさんによると、集会の終盤で国歌「ラ・マルセイエーズ(La Marseillaise)」を歌う際、「ステージへ上がるよう促された」という。「私は友人と共に、最初に壇上に上がったうちの一人だったので、結果的にマクロン氏のそばに立つことになった。カメラに写っているとは気付きもしなかった」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News