今回は5番アイアンを投入したキム・ハヌル(撮影:米山聡明)

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昨年の最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に続き、「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」でメジャー連続制覇を達成したキム・ハヌル(韓国)。今大会では前週とはセッティング内容を一部変えてタフなコースに臨んでいた。
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前週の「サイバーエージェントレディス」とのセッティングの違いは、UT19度を抜いて5番アイアンを投入した点。普段はUT19度は飛距離200ヤード前後と5番ウッドの代わりに使用。5番アイアンは飛距離175ヤード前後を想定して使用するが、その投入の理由は、パー3ホールや2打目でのレイアップなど5番アイアンで打つケースが多かったためという。風が吹くなどタフなコンディションになった日もあったが、その5番アイアンを駆使して4日間で9バーディ・ノーボギーと安定したプレーを披露していた。
「5番アイアンから上の番手が彼女のセッティングではポイントとなります。5番アイアンの距離が残るケースが多かったのも大切ですが、風などのコンディションに対応させているのも理由です。風が少ない日だとよりクラブ長さが長く深重心ヘッドで、球が上がりやすくグリーンで止めやすいUT19度を入れます。UTを19度、22度、25度で構成します。風が強くて低い弾道などに打ち分けるためには小型ヘッドでより短い5番アイアンを使います」(本間ゴルフ・井上氏)
 
イ・ボミ(韓国)ほどではないが、女子の中ではアイアンショットでもしっかり上から球を打ち込めて硬いグリーンでも止められる高弾道で打てるハヌル。普段は飛距離性能に優れる5番ウッドを抜いて、UT19度、22度、25度を使用する彼女にとって、アイアンのように上から打ち込めるUTは得意な番手ともいえる。コースによって5番アイアンから、上の番手であるUTをどう構成してコースで使用するのかをチェックしながら、テレビ観戦してみるのも面白いだろう。
【キム・ハヌルのクラブセッティング(WITB=Whats in the Bag)】
1W:TOUR WORLD TW737 455プロトドライバー(9.5°、VIZARD YA55・R、45インチ)
3W:TOUR WORLD TW737 フェアウェイウッド(15°、VIZARD EX-Z65・SR)
UT:TOUR WORLD TW737 UT(22°、25°、VIZARD IN-75U)
5I、6I:TOUR WORLD TW737 Vsアイアン(N.S.PRO 950GH・R)
7I〜10I:TOUR WORLD TW737 Vアイアン(N.S.PRO 950GH・R)
48°、52°、58°:TOUR WORLD TW-W(WV105)
PT:オデッセイ WHITE HOT RX V-LINE FANG CS
BALL:SRIXON Z-STAR
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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