SLIDE SHOW FULL SCREEN FULL SCREEN FULL SCREEN 「土星探査機「カッシーニ」が、14億kmも離れた場所からとらえた地球の姿」の写真・リンク付きの記事はこちら

2/3拡大すると、地球の左側に、その衛星である月も見える。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA

3/32013年にカッシーニが土星で撮影した地球。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA

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土星系への最後の接近通過(フライバイ)を続けている、土星探査機「カッシーニ」。しかし、この探査機は地球の撮影を完全に諦めていたわけではない。4月中旬には、14億km離れた場所から地球と月をカメラで撮影した。

カッシーニから送られてきた新しい画像には、土星の環の一部も写っている。画像からは、土星の環のうちA環(最上部)内にある「キーラーの空隙」と呼ばれる隙間や、エンケの間隙、F環(最下部)などを見て取れる。カッシーニから見て土星の環の反対側に太陽があるため、この画像では土星の環が背後から光で照らされている。

We’re heading into our #GrandFinale and the gap between Saturn and its rings. #CrazyEngineering! https://t.co/FwmPJhGLJW pic.twitter.com/bM5n0RorTd

― CassiniSaturn (@CassiniSaturn) 2017年4月23日

カッシーニは今後、土星の衛星タイタンと、液体炭化水素でできた海や湖[日本語版記事]へ最後の接近通過を行う。4月28日(米国時間)にタイタンの上空979km以内にまで接近したのち、土星と最も内側の環の間に突入する[編註:カッシーニは4月27日に土星の輪をくぐることに成功した]。

最終的には、9月15日に土星の大気圏に突入して運用を終了する(探査機に付着している可能性がある微生物などが、土星の衛星を汚染するのを防ぐためだ)。

※これまで最も遠方から撮影された地球は、太陽系を離れる直前のボイジャー1号によるもの。1990年に約60億キロメートル離れたところから撮影されたもので、「ペイル・ブルー・ドット」 (the Pale Blue Dot) と呼ばれる。文末のギャラリーは、各種探査機が宇宙からとらえた地球の画像を集めたもの[日本語版記事]。

SLIDE SHOW チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の地表に着陸機を投下するため、2004年に彗星探査機ロゼッタを打ち上げた。2009年11月12日、3回目および最後のスイングバイで重力を利用した加速を行う際、ロゼッタは地球の写真を撮った。この写真では、惑星の下の方に南極大陸の輪郭が見える。PHOTOGRAPH COURTESY OF ESA/MPS/UPD/LAM/IAA/RSSD/INTA/UPM/DASP/IDA">FULL SCREEN ルナ・オービター1号が初めて月周辺から地球を撮った。その後、アポロ計画で利用する月の地図を作成するために他の宇宙船も続き、月の表面の99%を撮影したことで、人による探索時の着陸候補地の選択に貢献した。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA">FULL SCREEN ルナオービターイメージ回復プロジェクトが開始され、画像の劇的復元バージョンがリリースされた。">FULL SCREEN アポロ8号は、初めて有人の月周回ミッションを行った宇宙船である。乗組員であったフランク・ボーマン、ジム・ラヴェル、ウィリアム・アンダーソンは1968年12月24日、TV中継の中で聖書の一節を読み上げ、NASAは初めてアース・ライズ(地球の出)の写真を公開した。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA">FULL SCREEN FULL SCREEN マリナー10号が打ち上げられて10時間ほど経った後、任務責任者はカメラの電源を入れ地球に向けた。写真では月と地球の距離が近いように見えるが、これは配列と距離による錯覚である(月は23万9千マイルも離れたところを周回している)。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA/JPL/NORTHWESTERN UNIVERSITY">FULL SCREEN 宇宙探査機ガリレオも、木星とその衛星に向かう途中で、地球から390万マイル離れた位置から同じような写真を撮っている。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA">FULL SCREEN ボイジャー1号を打ち上げたが、それに先駆け、1977年9月18日に上の地球と月の写真を撮った。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA ">FULL SCREEN FULL SCREEN FULL SCREEN 地球近傍小惑星接近計画(Near Earth Asteroid Rendezvous;NEAR)は、小惑星433「エロス」に到達するため、1998年1月23日に地球でスイングバイを行った。この写真には地球の南極点と月が映しだされている。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA">FULL SCREEN FULL SCREEN マーズ・エクスプロレーション・ローバーは2004年、火星の表面から薄明りのような地球の写真を撮った。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA/JPL-CALTECH/CORNELL/TEXAS A&M">FULL SCREEN マーズ・グローバル・サーベイヤーが2003年5月8日に火星の軌道から地球と月を撮ったものである。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA/JPL/MALIN SPACE SCIENSE SYSTEMS">FULL SCREEN 土星探査機カッシーニにより土星の裏から太陽に向けて撮影されたものである。ガスでできた巨大な輪の中で小片のように見えるものが地球である。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA/CICLOPS">FULL SCREEN

1/15美しく青い地球 | 欧州宇宙機関は、2014年にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の地表に着陸機を投下するため、2004年に彗星探査機ロゼッタを打ち上げた。2009年11月12日、3回目および最後のスイングバイで重力を利用した加速を行う際、ロゼッタは地球の写真を撮った。この写真では、惑星の下の方に南極大陸の輪郭が見える。PHOTOGRAPH COURTESY OF ESA/MPS/UPD/LAM/IAA/RSSD/INTA/UPM/DASP/IDA

2/15ルナ・オービター1号 | 1966年8月23日、アメリカのルナ・オービター1号が初めて月周辺から地球を撮った。その後、アポロ計画で利用する月の地図を作成するために他の宇宙船も続き、月の表面の99%を撮影したことで、人による探索時の着陸候補地の選択に貢献した。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA

3/152008年、ルナオービターイメージ回復プロジェクトが開始され、画像の劇的復元バージョンがリリースされた。

4/15アポロ計画 | アポロ8号は、初めて有人の月周回ミッションを行った宇宙船である。乗組員であったフランク・ボーマン、ジム・ラヴェル、ウィリアム・アンダーソンは1968年12月24日、TV中継の中で聖書の一節を読み上げ、NASAは初めてアース・ライズ(地球の出)の写真を公開した。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA

5/15iPhoneのホーム画面にもなっている下の写真のような象徴的な(青いマーブル模様)は、1972年12月7日に月へ向かっていた17人の宇宙飛行士によって撮られたものである。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA

6/15マリナー10号と探査機ガリレオ | 1973年11月3日、マリナー10号が打ち上げられて10時間ほど経った後、任務責任者はカメラの電源を入れ地球に向けた。写真では月と地球の距離が近いように見えるが、これは配列と距離による錯覚である(月は23万9千マイルも離れたところを周回している)。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA/JPL/NORTHWESTERN UNIVERSITY

7/151989年に打ち上げられた宇宙探査機ガリレオも、木星とその衛星に向かう途中で、地球から390万マイル離れた位置から同じような写真を撮っている。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA

8/15ボイジャー1号 | 1977年8月20日、NASAは木星と土星を記録するために無人宇宙探査機ボイジャー1号を打ち上げたが、それに先駆け、1977年9月18日に上の地球と月の写真を撮った。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA

9/15それだけでなく、1990年2月14日、地球から40億マイル離れた位置から地球が小片のように見える写真も撮っている(色とりどりの帯は太陽の光が散乱したもの)。ボイジャー1号と姉妹機のボイジャー2号は現在も太陽系の端を飛行中である。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA

10/15クレメンタイン | NASAの探査機クレメンタインは1997年に月の軌道へ送られ、月の北極点越しに地球の写真を撮った。PHOTOGRAPH COURTESY OF U.S. GEOLOGICAL SURVEY/NASA

11/15NEAR | 地球近傍小惑星接近計画(Near Earth Asteroid Rendezvous;NEAR)は、小惑星433「エロス」に到達するため、1998年1月23日に地球でスイングバイを行った。この写真には地球の南極点と月が映しだされている。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA

12/15ジュノー | 少し見にくいが、この地球(左)と月(右)の写真は、2つの惑星の距離を明確に表している。この写真は2011年8月26日、600万マイル離れた位置からNASAの木星探査機ジュノーによって撮られた。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA/JPL-CALTECH

13/15マーズ・エクスプロレーション・ローバー、およびマーズ・グローバル・サーベイヤー | NASAの火星探査機、マーズ・エクスプロレーション・ローバーは2004年、火星の表面から薄明りのような地球の写真を撮った。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA/JPL-CALTECH/CORNELL/TEXAS A&M

14/15写真はマーズ・グローバル・サーベイヤーが2003年5月8日に火星の軌道から地球と月を撮ったものである。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA/JPL/MALIN SPACE SCIENSE SYSTEMS

15/15カッシーニ | この写真は、土星探査機カッシーニにより土星の裏から太陽に向けて撮影されたものである。ガスでできた巨大な輪の中で小片のように見えるものが地球である。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA/CICLOPS

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