中国では、14日と15日に開催される「一帯一路国際協力サミット」に注目と関心が集まっている。大手ニュース・ポータルサイトの新浪網による「大国之翼」など、主要メディアが次々に特設ページを公開した。写真はキャプチャ画像。

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中国では、14日と15日に開催される「一帯一路国際協力サミット」に注目と関心が集まっている。8日までに主要ニュースサイトの新華網(新華社系)、人民網(人民日報系)など主要メディアが次々に特設ページを公開した。大手ニュース・ポータルサイトの新浪網は特設ページのタイトルを「大国之翼」とした。

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「一帯一路」はユーラシアとアフリカ東部を一つの経済圏とする構想で、習近平(シー・ジンピン)主席が2013年に提唱して以来、とりわけ力を入れる政策の一つだ。「国際協力サミット」はこれまでで最大のイベントになる。李克強(リー・カーチアン)首相も3月の全国人民代表大会(全人代)で発表した政府工作報告で、「一帯一路国際協力サミットを高いレベルでやりとげる」などと宣言した。

中国では、指導者が唱えた計画やイベントについて、メディアが大規模なキャンペーンを実施することが一般的だ。主要ニュースサイトは8日までに次々と特設ページを公開した。

新浪網は特設ページのタイトルを「大国之翼 一帯一路国際協力サミット」とした。その下には、国有企業を管轄する国有資産監督管理委員会による投資リスクの管理や、「一帯一路」に関連して24カ国が学位を相互承認することを紹介する記事を並べている。

新華網は「新たなシルクロード・新たな夢」と名付けた特設ページを公開した。「『一帯一路』は今まさに中東の地に根づきつつある」と題する記事や、「一帯一路」と関連して税務上の優遇が行われることを紹介する記事が掲載されている。

人民網は中国語や英語以外に、日本語、フランス語、スペイン語、ロシア語、アラビア語、韓国語、ドイツ語、ポルトガル語の特設ページも設けた。日本語ページのタイトルは「『一帯一路』 協力・ウィンウィン」で、「国連の持続可能な開発目標の達成にチャンスをもたらす『一帯一路』構想」などの記事を並べた。

中国政府・外交部(中国外務省)の王毅(ワン・イー)部長は先月18日の記者会見で、ロシアのプーチン大統領、フィリピンのドゥテルテ大統領、ベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席など、同時点までに世界28カ国の首脳が「一帯一路国際協力サミット」に出席すると発表している。(翻訳・編集/入越)