「韓国? 日本?」新FIFA女性理事、女子W杯王者を答えられず

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 アジアサッカー連盟(AFC)から選ばれる国際サッカー連盟(FIFA)の女性理事に新たに選出された、バングラデシュのマハフザ・キロン氏が現在の女子ワールドカップ(W杯)王者の名前を答えられなかったようだ。イギリスメディア『BBC』が8日に伝えている。

 8日に行われたAFC総会での投票で、オーストラリアのモヤ・ドッド氏に勝利したキロン氏。同メディアから2015年のFIFA 女子W杯 カナダ大会の優勝チームを問われると、韓国と日本の名前を挙げた。

 ようやく三度目にアメリカと答え“正解”した同氏に対し、女子アメリカ代表MFカーリー・ロイドは「とても失望している」とコメント。不満を露わにした。

 それでもキロン氏は「夢が叶ったようだ。ここ10年間はサッカーとビジネスに力を注いできた。アジアの女子サッカーのためにできることをしたい」と表明し、今後に向けて意欲を新たにしていた。