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Microsoftは8日(現地時間)、Microsoft Azureの仮想マシンラインナップに、NVIDIA TeslaベースのGPUを搭載した「NDシリーズ」と「NCv2シリーズ」を追加することを公式ブログで発表した。これらの仮想マシンは2017年後半から利用可能になる。

GPUを搭載した仮想マシンはこれまでNV、NCシリーズが選択できたが、NDシリーズは新PascalアーキテクチャをベースにしたNVIDIA Tesla P40 GPUを搭載しており、AI(人工知能)や深層学習のトレーニングに適している。MicrosoftはGPUのメモリー容量を拡大し、大規模なニューラルネットワークモデルに対応することで、NDシリーズは単精度浮動小数点演算、CNTKやTensorFlowなど機械学習ツールキットを利用したワークロードで、前世代の2倍以上に達するパフォーマンスが提供可能だという。

また、既存のNCシリーズをNVIDIA Tesla P100 GPUを搭載した第2世代NCv2シリーズは、第1世代に対して2倍以上の計算性能を提供し、高いRAS(信頼性・可用性・保守性)を必要とするワークロードに対してNDシリーズの上位版と同じく、InfiniBand(インフィニバンド)ネットワークを提供する。

NVIDIA General Manager of Accelerated ComputingのIan Buck氏は、「GPUを利用した高性能コンピューティングに対する需要はこれまでになく高い」とコメントを寄せ、Microsoftは、「深層学習と高性能コンピューティングの力でビジネス変革を目指す何千もの企業に、Pascalアーキテクチャのメリットを提供する」と述べている。

阿久津良和(Cactus)

(阿久津良和)